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平成経済20年史

経営者になってから、攻める時、守る時を見極めていくうえで、自社の経営状況だけでなく、政治動向や景気動向を含めたマクロ経済について一定以上の理解が必要不可欠だと痛感している。世の中がガラっと変わり、企業経営にも影響を及ぼすからだ。政権交代があったこともあり、これまでの日本経済の流れを振り返ろうと、週末に『平成経済20年史』(紺谷典子・幻冬舎新書)を読んだ。
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『平成経済20年史』によると、平成の20年は日本経済衰退の20年だと主張する。世界の平均所得は新興国経済だけでなく先進国もこの20年間で2倍以上になっているという。これは驚くべき事実だ。ところが、平均的日本人の所得はこの20年間ほとんど横ばいであるという現実。改革するたび、生活は悪化。日本人の一人あたりのGDPは平成12年の2位を最後に急速に落ち始め、平成18年には18位にまで転落している。しかも、国民の負担は増える一方。これまでのさまざまな「改革」とはいったい何のためだったのか?そう思わずにはいられない。「改革」などしなければ、今頃日本人の所得は2倍になっていたのではないかと著者は言う。
私には本書の正当性は判断しかねるが、この数年間、郵政民営化など、マスコミ報道を中心に世の中の「空気」でさまざまな決定がなされてきたと思う。が、私たち国民はここでそれらの効果性について検証する必要があるだろう。
今回、政権交代があり、民主党政権に期待したいと思うが、政治や経済に対してこれまで以上に強い関心と知識が求められている。私個人としてもPR会社に所属する一員として、日本が正しい選択ができる国づくりの支援をPRを通して貢献していきたい。

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