やみくもにメディア露出を増やしても、会社の認知度は上がらない

こんにちは。

これまで当社のメルマガでも何度か、
“企業PR”の手法についてご紹介をしているかと思いますが、
いざメディアへの紹介を進める際に
「どこに持っていけばよいのか分からない」「とりあえず新聞社に電話してみるか」、
なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ある程度の知名度が既にあって、
そのうえでブランド力を高めるための企業PRであれば、
新聞やテレビといった大手メディアへの紹介だけで問題ないかもしれませんが、
認知度の向上を目的とした企業PRである場合、
同じように大手メディアへの紹介だけでよいのでしょうか。

そこで今回は、認知度を高めるための企業PRを進める上で
是非知っていただきたい戦略のひとつをお伝えします。

それは、メディアの選択肢を広げてみることです。

もちろん、テレビや5大紙のような大きなメディアで取り上げられることは
認知度を向上させるための一番の近道であることは間違いありません。

ただし、これまでメディアへの登場回数が多くない場合、
いの一番に狙うべきは大手メディアだけではなく、
業界誌やニッチなWEBメディアといった
いわゆる専門メディアも選択肢に入れてみることをオススメします。

専門メディアの場合、
メディアが求めている情報とPRしたい情報がマッチングすることも多く
加えて記者の知識と理解度が高いため、大手メディアと比べて取材獲得の確度は高いのです。

とはいえ『やみくもに露出を増やせばよい』というわけではありません。
時間はかかるかもしれませんが、
露出を目指すべきメディアの選別や出していく順番など
しっかりとしたメディア戦略を持っていれば
専門メディアやニッチメディアでの露出⇒産業紙⇒全国紙⇒テレビ
なんていう、わらしべ長者のような夢も決して不可能ではありません。

では、専門メディアやニッチメディアで露出することで、
どういう効果が出てくるのでしょうか。

①自社のUSPを把握できる

自分たちが考える強みとメディアが取り上げたい強みが
必ずしも一致するとは限りません。

取材の中で話した内容のどの部分が記事になったのか、
きちんと分析をすることで自社の強みを再認識することができます。
また、『これが強みだったのか!』と新たな発見があることもあります。

②Yahoo!ニュースなど、大手WEBメディアへの転載も見込める

ニッチなWEBメディアだからと言って侮ってはいけません。
Yahoo!ニュースのような、ニュース配信メディアや
グノシーのようなキュレーションサイトと提携している場合、
色々なニュースサイトに転載されることで、
多くの人が目にすることにもなります。

③メディアからの信頼を得ることができる

メディアが取材先を探すとき、リサーチに使うのはやはりメディアが多いです。
ですので、転載先のサイトで情報を見つけてもらうこともあるほか、
業界誌に出ていれば「その業界に長けた人」と認識してもらうことができ、
取材先としてピックアップしてもらえる可能性もあります。

またメディアへの露出があることで、メディアに『信頼感』を与えることにもなります。

たとえ小さなメディアでも少しずつ実績を重ねていけば
メディアからの信頼を得て、メディアに取り上げる機会も増え
取り上げられるためのコツも分かってくるはずです。

広報活動がゼロベーススタートという会社やスタートアップ企業などは特に
きちんとしたメディア戦略を持つべきです。

『どういうメディアから露出を重ねていけばよいのか分からない』

という方がいらっしゃれば、是非当社に一度お問合せください。
効果的なメディア戦略の方法を一緒に見つけられれば、と思います。