アンケート調査を活かしたPRで大切な3つのポイントとは

こんにちは。
4月に入り,やっと桜が似合う
春らしいぽかぽか陽気になってきましたね。
桜といえば「やっぱり花見と宴会でしょ!」という方も多いかもしれませんが
『入学式』も桜が似合うイベントの一つですよね。
スーツでピシッと決めた保護者に、慣れないランドセルを
重そうに背負った新小学1年生。
そんな光景を目にした方も多いのではないでしょうか。
この小学校の入学式に合わせたタイミングで
ランドセル素材の人工皮革などを製造・販売する
化学メーカーのクラレが「新小学1年生のなりたい職業TOP10」
というアンケートを発表し,各メディアで取り上げられていました。
新製品の発売や新サービス開始といったわかりやすいニュースがない企業でも
複数のメディアで取り上げられる可能性のあるアンケート調査。
しかし、ただアンケート調査を行うだけではメディアに取り上げられません。
メディアに取り上げられやすいアンケート調査にするポイントとは…?


アンケート調査の結果をメディアで取り上げてもらいたい場合
なによりも事前のアンケート「設計」が重要になります。
そこで,今回はアンケート調査を行う際に
絶対押さえておかなくてはいけない最低限の3つのポイントをご紹介します。
【1】ある程度アンケートの結果を予測した上で,質問項目を考える
一番重要なポイントです!ただ,聞きたいことだけをアンケートで
質問しても,話題性のあるアンケート調査にはなりません。
ある程度リリースを配信する際,どういった結果がでれば
メディアからも注目されるか検討した上で質問を設計する必要があります。
【2】アンケートを発表する時期
メディア側にもアンケートを取り上げる理由が必要です。
今回の入学式のように,必ずニュースとして取り上げる予定があるところに
アンケート結果を発表することで取り上げられる確度が高くなります。
逆に時期やイベントとなんの関連もないアンケート調査の場合
芸能人を絡めたランキングを発表するなどの話題性がないと
取り上げられる可能性が低くなってしまいます。
【3】ニュース性を持たせる
クラレでは,新小学1年生だけでなく,その保護者に対しても
アンケート調査を行い「親の“将来就かせたい職業TOP10」を
発表しています。
その結果,男子の親は1位が「公務員」,3位が「医師」
女子の親の1位は「看護師」,2位が「公務員」と
長引く不況の影響もあってか、安心・安定した職業に就かせたいという
親心が反映したような結果になったということにもメディアの注目を
集める上でのポイントになっていると思います。
いかがでしょうか?ご自身の会社でもアンケート調査を
活用できそうでしょうか?
…といっても,なかなか難しいアンケート調査。
まずは,様々な会社が実施しているアンケートに
モニターとして回答してみてはいかがでしょうか。
アンケート設計のポイントが見えてくるかもしれませんよ。

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