こんにちは。今週からこのPRマガジンで新たなコーナーが始まりました。
毎月第一木曜にお届けするのは「インタビュー 掲載のコツ教えます」。

新聞や雑誌、WEBメディアには、さまざまな企業の社長・社員のインタビューが掲載・配信されています。
なぜ今、このコーナーにこの人のインタビューが載ったのか。企業のPRをする側はつねにそれを意識してメディアに提案をしています。

そこで、ここ1、2週間で掲載されたインタビュー記事を紹介し、コーナーの特性や傾向、時期的な背景を分析して掲載されるためのコツをお話ししたいと思います。
少しでも企業の広報を行っている方の参考になればうれしいです。

■インタビュー分析、記念すべき第1回目は、朝日新聞

インタビュー 掲載のコツ教えます

・朝日新聞 朝刊be「フロントランナー」

掲載日:2016年11月19日
媒体とコーナー:朝日新聞 朝刊be「フロントランナー」
インタビュー:三越伊勢丹ホールディングス社長・大西洋さん
タイトル:逆風にあらがい「挑む」経営

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12662164.html?rm=150(有料記事)

この「フロントランナー」のコーナーは社会問題や逆境に立ち向かい、自ら先頭に立って未来を切り開こうとする先駆者が取り上げられています。
最近だと、性的マイノリティーの方の就労支援を行うNPO団体代表や、創作の自由を守るため著作権保護期間の延長に反対する弁護士が掲載されました。今年1月には、司会を務めるアイドルのパイオニアとしてSMAPの中居正広さんも載りました。

・「苦労体験」や「失敗談」が読ませる鍵となる

苦労体験」や「失敗談
世間や業界の常識を打ち破ろうとするとき。社会のマジョリティーと闘うとき。周囲から批判を浴び、ときには孤独を感じることもあるでしょう。
それでも信念を貫く人の言葉にはこころが動かされますよね。
ほかのインタビュー記事のコーナーでも、器用な成功者の物語より人間くさい苦労話は好まれますが、この連載は1面の続きが3面にも展開する大型の企画なので、余計にそうした苦労体験や失敗談が読ませる鍵となります。

■先月19日掲載、三越伊勢丹ホールディングス社長・大西さんの回

インタビュー 掲載のコツ教えます

・百貨店の次なる一手にメディアも注目

先月19日掲載の、三越伊勢丹ホールディングス社長・大西さんの回はどうでしょうか。

タイトルに「逆風」とあるように、消費低迷が続き専門店やネット販売が台頭したいま、かつては「夢を売る」場だった百貨店は苦境に立たされています。節約志向の高まりに加えてインバウンド消費にもかげりが見られ、地方や郊外での閉店も相次いでいます。消費の転換期に、百貨店の次なる一手にメディアも注目しています。

そのような背景もあり今回のインタビューでは、社長のこれまでの“闘い”を振り返るとともに、業界の生き残りをかけた新たな挑戦についてお話ししています。大西社長は伊勢丹の「メンズ館」構想やセール時期の各社横並び見直しなど、批判を受けながらも「30%の可能性があれば挑むべきだ」と業界に一石を投じ続けたといいます。

・先に仕掛ける人に掲載のチャンス

三越伊勢丹がいま業界トップであることも、掲載の可能性を高めたと考えられます。しかしそれ以上に自らの哲学を持ち、つねに他よりも先に仕掛けていこうとする人だからこそ、この連載にふさわしいと判断されたのではないかと思います。

企業の社長が取り上げられる機会は決して多くはないですが、大企業ではなくても何か社会や経済を良くするために人々の前に立って走り続ける人であれば、掲載のチャンスはあるのではないでしょうか。

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