TVの取材・ロケ対応で押さえておくべき、3つのポイント

まだ寒い日は続きますが、ようやく春の息吹が近づいてきたようです。梅の花が咲き始めるなど、街の中で新しい季節感を感じることのできる発見があるとうれしいものですね。

さて、最近、TV番組の取材・ロケに対応する機会が多くありました。WebメディアやSNSの台頭で既存メディアの持つ影響力は変わってきていますが、TVメディアが重要なことは変わりません。特に、地上波のキー局の番組は視聴者が多く、影響力も大きいので、上手く対応できれば非常にPR効果の高いメディアです。今回は、このTVに関する取材(ロケ)対応で押さえておきたい、3つの重要なポイントを紹介させていただきます。

TVに関する取材(ロケ)対応で押さえておきたい、3つの重要なポイント

・取材(ロケ)に対する心構えについて

番組が取材やロケに来るということは、そもそも番組内の企画会議を通ってきており、ある程度の企画構成(ストーリー)は決まっていると考えられます。番組の制作スタッフは、この構成案をうまく表現するために、カメラクルーとさまざまな撮影を行い、それだけでは構成要素が足りない場合に、各種データや画像・資料映像などを組み合わせて放送素材を整えていく、というのが取材における基本的なスタンスです。

取材(ロケ)は基本的にディレクターさんの指示により進行しますが、ある程度構成は決まっているので、取材の際には特に表立った動きをしなくても、撮影が完了する場合もあります。番組側の考える構成案の中に、こちらの伝えたい要素が盛り込まれているのであれば有りがたいのですが、場合によっては、伝えたい内容にあまり触れられていないケースも見受けられます。この場合、せっかくの取材機会をうまく活用できず、結果的に期待を下回る放送内容になってしまうことにもなりかねません。

また、TVで紹介される尺は企画によりまちまちですが、よほどの大型企画や密着企画でもない限り、数十秒から多くて数分です。この短い時間の中で映像とナレーションにより出来事をシンプルでわかりやすく紹介する必要があるため、視聴者に伝えることのできる情報量は限られます。

このような制限のある枠組みの中で、取材機会を上手に活かすにはどうしたらよいのでしょうか。その方法をお伝えしたいと思います。

・取材(ロケ)対応で大切な3つのポイント

◆事前の情報収集が大事。 番組側の企画意図を事前に聞き、準備を整える!

取材に関する連絡が入った場合、まずは番組への情報収集(ヒアリング)がポイントです。どういう意図で取材する予定なのか、その事前ヒアリングなしに取材の対策は立てられません。もし可能であれば、事前に企画書やロケの設定が記されたシナリオを送ってもらい、取材の主旨やロケの流れを確認しておきましょう。

取材意図を把握したら、こちらから提供できるデータや撮影協力が可能な内容をあらかじめ確認しておきましょう。また、企画意図を細かく考察し、他にも撮影協力が可能となるプラスの追加情報も番組側に提供できるように準備しておくとさらに良いです。

◆事前の打ち合わせ・ロケハンは最大のアピールの場!

番組スタッフが事前打合せやロケハンに訪れる機会があれば、それは最大の情報提供の場になります。企画主旨に添うかたちで、こちら側で伝えたい情報はもちろん、この際に、まだ番組側が持ち得ていないような最新情報など、PRに欠かせない重要な要素も存分にアピールしましょう。 その積極的な情報提供から、企画構成に新たな要素が追加される可能性も存分に秘めています。

◆TV取材は、やり直しが効かない。 細心の注意を忘れずに!

新聞や雑誌ならば、取材後に気になる内容について連絡・フォローするなどし、原稿に反映してもらうことも不可能ではありません。中には、原稿内容に誤りがないか確認出来るケースもあります。

それに対し、TV取材は映像での収録が中心になるので、事後の対応が非常に困難です。収録された映像がよくないという理由で撮り直すことはできません、コメントの修正を後日撮り直すことも できません。こういった理由から、事前の準備(数字や商品情報などの詳細なインプット)を入念に行い、少しでも不安な状態で取材を迎えることのないように、細心の注意を払うことが極めて重要です。

現場の取材立会いでは、柔軟な対応も含めた取材現場でのとっさな判断力が求められます。そのための“事前の準備を徹底すること”が、TV取材を上手に活かす大きなポイントです。取材の機会を得たら是非、事前準備をしっかり整えて、柔軟かつ上手な対応ができるように心がけていただければと思います。

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