多くの人の脳に入り込むPRとは?

こんにちは。
東北関東大震災により被災された皆さまに、
心よりお見舞いを申しあげます。
皆さまの安全と、一日も早い復興をお祈り申しあげます。
さて、やっと、ちらほら「桜」と名のつくスイーツが巷には登場し始めて、
少しずつですが、春の訪れを感じますね。
毎年春になると、どうしてだか私は新しいことを始めようと、
書店の資格コーナーに、ふらりと寄る機会が増えます。
最近は学習ブームの影響もあってか、
書店に行くと、
脳の仕組みを逆手に取った記憶力アップ法を紹介した勉強本が充実していますよね。
「会社の認知度を高めたい」
「うちのサービスを知ってほしい」
PRの目的の1つには、多くの人の脳に記憶されて、
第一想起してもらいたいとの思いがありますよね。
受験勉強だけでなく、
脳の仕組みを逆手にとって対策をとらなければならないのは、
PRをする人間も一緒です。
記憶力向上には、朝の勉強するべき、睡眠は●時間以上、バランスのよい食生
活・・・
こんなことが書かれている本が多いですが、
さすがにそこまではコントロールできません。
でも、PRでも活かせる脳の仕組みがあるんです。


まず、一つ目は「繰り返し」。
シナプスと呼ばれる神経細胞同士が情報伝達を行う部分は、
経験によって伝達の強度が変化することが知られています。
要するに、脳に何度も伝える作業が必要です。
全国紙に一度だけ掲載されても、なかなか認知度は高まりません。
PRは続けていくことで、
様々な媒体を通して、何度も目に触れて、記憶にとまるもの。
学生時代に、暗記しようと必死に単語帳を片手に勉強しても、
なかなか覚えられなかったという経験はありませんか?
覚えようと必死になっても、覚えられないもの。
普段、新聞、雑誌を暗記しようと必死に読む人はいませんよね。
だからこそ、何度も登場することが大事です。
二つ目に、「心を揺さぶる」
脳の扁桃体と呼ばれる場所では、好き嫌いなどの判断をし、
記憶力をつかさどる海馬に情報を伝えるゲートの役目を果たしています。
扁桃体が興奮すればするほど、記憶は強化されます。
「誰かに伝えたい」と、情報の受け手の心を揺さぶらせたら、勝ちです。
そう思わせた時点で、記憶は強化されていますから、
第一想起される可能性は高くなるわけです。
これは先日WEBメディアの記者の方に伺った話ですが、
WEBは読者に議論をさせる内容だと、ネット上で広がりやすいそうです。
意見を持ちやすいネタは、
「自分はこう思う」と情報発信がなされる頻度が高まります。
情報発信をしたいと思わせるほどに心を揺さぶらせれば、
情報の連鎖も起きるとは一石二鳥ですね。
三つ目は「分かりやすい形にする」
脳のシステム上、画像や図などの視覚的ツールは、
記憶に効果的であることが知られています。
PRにおける情報発信は、「分かりやすく」が基本。
抽象的な表現や専門用語の乱立は避けることは当然のことながら、
画像や図、時には動画素材なども、メディアキャラバンの際に役立ちます。
まず、仕事上多くの人に会っている記者の記憶に入り込むことが大切ですからね。
ということで、PRに役立つ脳の話いかがでしたでしょうか?
ちなみに、ストレスはコルチゾールというホルモンの過剰分泌をおこし、
記憶力低下を起こすそうです。現代人のストレスが多いのは周知の事実。
情報量もストレスも増えた現代では、人の心に伝えるのは難しさを増しています。
お困りの際は、
弊社が多くの人の心に伝えるお手伝いをさせていただきますので、お申し付け下さ
い。
それでは、また来週。

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