攻略法「プロモート資料編」番組スタッフに響くプロモート資料の作り方

テレビ

第一回、第二回のコラムで「番組分析」がいかに重要であるかをご説明しましたが今回はさらに「プロモート資料の作り方」についてお話したいと思います。

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プロモート資料を作る際に押さえておきたい4つのポイント

今回は番組スタッフに響くプロモート資料を作る際に押さえておきたい4つのポイントをお話します。

<番組スタッフに響くプロモート資料の4つのポイント>

①キャッチーでわかりやすいタイトルをつける
②必ず載せるべき3つの項目
③画像をふんだんに使い視覚的にイメージしやすくする
④他社情報など周辺情報を必ず入れる

では、①「キャッチーでわかりやすいタイトルをつける」から説明します。

プロモート資料はキャッチーでわかりやすいタイトルをつける

以前にも説明しましたが、番組には毎日山のようなリリースが届くためその全てをしっかり読むことは不可能です。では一体どうやって、山のようなリリースから番組に使えそうな情報をピックアップしているのか?
ずばり、タイトルを見ただけで使えるか使えないかを瞬間的に判断しているのです。どんなに中身が面白くても番組担当者を引き付けるようなタイトルでなければ、その情報はごみ箱行きなのです。

番組担当者を引き付けるタイトルには傾向があります。

「日本初」「○○の最先端」といった“レア感”や“新しさ”を感じるもの、「国内○○万人」「女性の○人に1人が・・・」といった驚きのある数値、「~の危険性が!?」といった読み手の不安を少々煽ったり、「他人事ではない」と思わせるのも効果的です。

プロモート資料に必ず載せるべき3つの項目

続いて②「必ず載せるべき3つの項目」ですが、これは・・・「どんな企画なのか(概要)」、「いつどこで何が撮影できるのか(画)」、「面白いポイントは何なのか(ウリ)」の3つです。

テレビマンは企画を考える際、取材で撮れる映像をイメージし、視聴率が取れるかどうかを考えています。テレビマンが知りたいこの3つの項目は絶対に外さないようにしましょう。

プロモート資料は画像を使い、視覚的にイメージしやすくする

次に③「画像をふんだんに使い、視覚的にイメージしやすくする」ですがリリースや企画書はついつい情報を詰め込みたくなるものです。
ですが、文字だらけの資料は相手の読む気を失わせてしまいます。極力情報をスマート化し、画像を多めに用いて、内容を視覚的にイメージしやすいプロモート資料を作成しましょう。

プロモート資料は他社情報など周辺情報を必ず入れる

最後に④「他社情報など周辺情報を必ず入れる」です。
他社の情報を入れると自社の情報が目立たなくなってしまう、と思われる方がほとんどだと思いますが、実はこれはとても重要なポイントです。

テレビは「宣伝色」「PR色」を嫌い「公平性」を重要視するため、一社の情報だけで企画を作ることは滅多にありません。必ず他の企業の情報など周辺情報と合わせて紹介します。
つまりプロモート資料にあらかじめ周辺情報を記載しておくことで、番組担当者が情報を探す手間を省くことができるのです。他社の情報を調べるには時間と労力を要しますが、この手間をかけるかどうかで番組に採用される確率は大きく違ってきます。

いかがでしたでしょうか?
これらの点に注意するだけで、より番組担当者に響くプロモート資料を作ることが可能です。ぜひお試しください。

攻略法「番組アプローチ編」①メールやFAXより訪問せよ!

メディア

番組スタッフへのアプローチはどのように行えばいいのか

忙しい番組スタッフへのアプローチはどのように行えばいいのでしょうか?
ここで重要なのは「どのような手段で」「誰に」情報を提供をするか、ということです。今回はその「手段」についてお話します。

メディアアプローチは訪問、メール、FAX、或いはそれらの組み合わせ

アプローチは基本的に訪問、メール、FAX、或いはそれらを組み合わせて行います。
それぞれの特徴は以下の通りです。

訪問

相手に確実に届けることができるうえ、その場で説明もできるため内容をしっかり理解してもらえる。相手との信頼関係ができるまではアポイント取りに苦労する。
メール
相手に届けることはできるが、メールを開いて読むかは相手次第。内容をしっかり理解してもらうには資料のわかりやすさが重要。
FAX
番組には毎日大量のリリースがFAXで送られてくるため、他の資料に埋もれて捨てられてしまう可能性が高い。

メディアアプローチは資料を手渡しがベスト?

上記のアプローチ方法を比較すると、手間と難易度は高くなりますが訪問して資料を手渡しし、説明するのがベストであると分かります。

しかし番組スタッフは、ネタ出し・ロケ・編集作業などで忙しく、ゆっくりネタの相談をする時間はありません。相手のテンションや状況に合わせ、「いつ・どこで・何が撮影できるのか?」「何が面白いポイントなのか?」をいかにわかりやすく簡潔に伝えられるかが重要です。またメールやFAXでのやり取りにしても、送った後にフォローの電話を入れる等情報が相手に届いたことを必ず確認するようにしましょう。

次回は「誰に」アプローチをすればよいのかについてお話したいと思います。

攻略法「番組アプローチ編」②最適なアプローチ相手は?

情報・報道番組

メディアアプローチは「どのような手段」で「誰に」情報を提供するか

番組にアプローチする際に大切な「どのような手段」で「誰に」情報を提供するか。
今回は「誰に」アプローチすれば効果的に情報提供ができるのかについてお話したいと思います。

そもそも番組を作っているテレビマンには「プロデューサー」「ディレクター」などそれぞれ異なる役割があり、どの立場のスタッフにアプローチするかによっても採用確度は大きく異なります。

テレビマンの役割

■プロデューサー
番組の責任者。企画の“あり・なし”の決定権を持つが忙しいためアポイントが取りにくい。

■ディレクター
企画を考える立場であり、常にネタを探しているので前向きに検討しアドバイスをくれることが多い。ただし“あり・なし”の決定権はない。
(※チーフディレクタークラスになると決定権を与えられていることがある)

■AD
経験が少ないため企画に対するアドバイスは期待できないがプロデューサーやディレクターが忙しい場合に資料を代わりに渡してもらうことは可能。

■企画窓口
企画書やリリースを受け取る窓口となる専門の担当者。
番組によっては特に担当を設けていない場合もある。

大切なのは情報(企画)を誰に渡せば情報共有してもらえるかを知ること

企画の相談に対応してくれるかどうかは、かなり個人差があります。
大切なのは、せっかくの情報(企画)を無駄にしないために誰に渡せば番組内で情報共有してもらえるかを知ること、情報提供に好意的な相手を見つけることです。

この「誰にアプローチするか」に関しては、一概に正解はありません。
日頃から番組スタッフと円滑なコミュニケーションを図り、番組ごとに最適なアプローチ相手を特定しておくことが重要です。

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