医学的な信頼の重要性

私は今、東北から東京に戻るバスの中で、このメルマガを書いています。
最近の長距離バスは今回のように席ごとに電源が完備されているものも多く、
非常に快適で重宝しています。
さて、今日は医学的信頼をつけることが露出にどれだけ重要か、という
ことに関してお話しします。
私のクライアント様で、かれこれ4・5年くらい弊社とお付き合い
いただいている企業様がいらっしゃいます。
その会社は寝具メーカーなのですが、先日ある取り組みで記者発表会を
行いまして大盛況となり、TVも取材に来てくださいました。
特に芸能人を起用したわけではありません。
ではなぜ、露出に成功したのでしょうか。


ひとつには、『睡眠』への注目度が上がっているということがあります。
そのクライアント様が弊社を利用され始めたころは、雑誌社に行っても
TV局に行っても、『睡眠・寝具』という話題では、メディア関係者の
関心を引くのがなかなか難しい状況でした。
しかし、睡眠時無呼吸症候群などが社会的に問題となり、世の中は睡眠に
関する話題を求めています。
このように、世の中のトレンドはゆったりと変化していきます。
一度話題にならなかったことでも、時期を変えたり切り口を変えれば
露出の可能性は巡ってきます。
しかし露出につながったもっとも大きな理由は、今回の取り組みが
お医者様を起用したものだったということです。
健康への注目が高まって、それにまつわるTV番組も増えています。
一方で、過剰な放送があったり、エビデンスがないということで
あとから指導が入ったり、という話も耳にします。
実際にTV関係者は、いくら身体にいいと広報が言っても、明確な
エビデンスがなければ放送は難しいと言います。
今回の発表会のテーマは、企業と医者のコラボレーションでした。
しかも、睡眠の世界では有名な方で、TVへの露出などもあって、書籍も
出版されてる方です。
こういった方が一緒になって取り組むということで、案内状を
配信しただけで複数のTV番組からお問い合わせをいただき、実際に
放送につながった次第です。
また、案内状を書く際も色々な媒体に来ていただきたいという思いから、
ただのコラボレーションの話だけでなく、
・睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が社会的に問題となっていること
・男性の病気と思われがちだが、女性や子供も発病することがわかってきたこと
などを意識的に書きこんだところ、経済系の媒体や医療や寝具の業界紙だけでなく、
女性誌・スポーツ紙・通信社の生活部・健康誌・高齢者向け媒体・フィットネス誌な
ど、
様々な媒体に取材していただけました。
また、当日のプレゼン内容も、事前にどんな媒体が来るかを共有して
媒体が追加取材をしたくなるような内容を積極的に盛り込んで
いただきました。
これらが全体的に上手く機能して、今回の成功につながりました。
みなさまも、他の企業や団体とコラボレーションすることもあるかと思います。
その際には、お医者様や研究団体など、社会的に信頼されやすいところを
意識的に選ぶと良いかもしれません。