今日は何の日、PRの日

こんにちは。
今日、3月4日って、何の日だかご存知ですか?

私の誕生日なんです! と、いうのはさておき(本当なんですが)、
このほど「雑誌の日」に制定されました。


雑誌のオンライン書店「Fujisan.co.jp」を運営する、
富士山マガジンサービスが日本記念日協会にかねてより申請していて、
先日承認されたのだそうです。
http://www.fujisan.co.jp/contents/press/20080223.html
いや~、よりによって私の誕生日が雑誌の日ですかあ。
長年雑誌の編集者をやっていた身としては、嬉しいような、
悲しいような…(誕生日まで仕事がらみって、素直に喜べません)。

でも、まあ、広告売上に関して、
雑誌がついにインターネットに抜かれてしまったニュースも
報じられたことですし、こうした記念日にかこつけて、雑誌市場が
少しでも盛り上がってくれることを期待しないでもないですね。
業界OGとしましては。

さて、何で3月4日が雑誌の日となったかといえば、
「ざ(3)っし(4)」の語呂合わせからだそうです。
同様の語呂合わせで、実は3月4日は「ミシンの日」、
「サッシの日」でもあるとか。

そういえば、弊社に身近なNPOは、
3月9日はサンキューと読めるところから、同日を
『ありがとうを届ける日』としてキャンペーンをはっています。
「今日は何の日」って、語呂合わせで手軽に作れるんですね!
その割に、イベントや特別サービスの実施など、
PR上の利用範囲は無限大!

過去にどのような展開があったのか、ちょっと調べてみました。
「今日は何の日」といえば、まず思い浮かぶのが、
「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者(21時間42分)」
としてギネスに認定されている、みのもんたさんの
『おもいっきりテレビ』改め『おもいっきりイイ!!テレビ』。
同番組では、『今日は何の日』と銘打つコーナーで、
放送当日に起こった事件・事故・話題・訃報や各種記念日を、
再現映像や後日談等を交えて、紹介しています。

記念日や○○の日は、ここで紹介される可能性もあるわけですね。

「今日は何の日」にちなんだバーゲンセールやイベントもよく見かけます。
たとえば、11月20日は「世界トイレデー」だそうで、
シンガポールではトイレグッズのセールが開催されるのだとか。
「トイレデー」でもなければ、
トイレグッズのセールで、なかなか話題は集められません。

何かを記念して始めたセール自体が話題となり、
記念日以上に有名になってしまった例もあります。
いまや「10円カレーの日」とまで言われるようになっているのが、9月25日。
この日、レストラン・松本楼(日比谷公園内)がカレーを10円で振舞う行事は、
すでに季節の風物詩化しつつあります。
毎年新聞・テレビで10円カレーに並ぶ行列が報道されています。
実はこの行事、1971年に放火により閉店した同店が、
2年後の9月25日に再オープンしたことを記念して始まったものでした。

カレーといえば、1月22日はカレーの日。
昭和57年1月22日に、全国学校栄養士協議会が
給食メニューにカレーを採用したことが由来ということですが、
これ、ハウス食品が仕掛けたとも言われています。

真偽のほどはともかく、カレーの素やレトルトカレーを主力商品とする同社、
毎年1月22日は記念日を口実に、カレーがらみの記事を新聞等に
仕掛け、消費を煽っているそうです。
社名が出なくとも、カレーの需要が増えればハウス食品の勝ちですからね。

ところで、そもそも「今日は何の日」は
どうやって制定されるものなのでしょうか?

冒頭の「雑誌の日」は、日本記念日協会(http://www.kinenbi.gr.jp/)
に認定されたことを契機にプレスリリースが配信されています。
日本記念日協会は、記念日の認定(有料)ほか、
研究、広報活動が主たる活動内容とのこと。
任意団体であり、公的機関ではないですが、
新聞・テレビ等メディアにおいて認知度が高く、
認定による露出率向上の効果はあるようです。
国民の祝日は、法律で定められたものですが、
「今日は何の日」を謳うのに、特に規定はありません。、
周知されたもの勝ちだと言えるでしょう。
それにしても、「今日は何の日」でいろいろ仕掛けられるのであれば、
私たちにとっては、“毎日がPRの日”ですね!

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