採用とPRの、意外な関係

こんにちは。
2月に入ってから、六本木界隈でもリクルートスーツを来た学生の姿を
よく見るようになりました。
私自身も、4年前は慣れないスーツを着て就職活動をしていたことを
思い出します。


そして、現在、立場は変わり弊社の新卒採用担当の一人として
2009年卒業予定の学生を対象とした採用活動を行っています。
どこの企業でも同じですが、
優秀な人材を採用することは企業の成長につながります。
そのため、多くの学生に会って、その中から自社にマッチした
優秀な学生を選びたいというのが採用担当者の本音だと思います。
しかしながら、企業の採用氷河期もしくは売り手市場といわれる昨今、
大手で学生に知名度がある企業を除けば、
セミナーや説明会に学生を集めることすら難しいのが現状です。
そんな状況にも関わらず、ベンチャー企業、中小企業でも
学生から注目を集め、しかも採用活動を通し
会社の認知向上に成功している企業もあります。
そう、やり方次第で採用活動はPR素材にもなりえるのです!
告知の後で、採用活動を成功させ、しかもPR効果まで上げている
ベンチャー・中小企業をいくつかご紹介しましょう。
さて、ただでさえ採用に苦戦するベンチャー・中小企業の中で、
採用を成功させ、しかも同時にPR効果まで上げている企業を
ご紹介しましょう。
例えば、新規事業を企画提案するビジネスコンテストを開催している、
モバイルビジネスベンチャー企業のA社。
4日間かけて行われたビジネスコンテストでは、
最終日に実施されるプレゼンテーションで最優秀者と優勝チームを選定。
最優秀者は初年度年俸1000万円で採用となり、
優勝チームには一人につき10万円が贈呈されます。
また、優秀な企画については事業化される可能性もあるということです。
このビジネスコンテストは開催当初、
新聞・雑誌・Webの数媒体で取り上げられました。
そして、それらのほとんどの見出しに
「年俸1000万」という文字が躍っていました。
新卒採用にビジネスコンテストを取り入れたということ以上に、
「最優秀者は初年度の年俸1000万円で採用される」という点に、
メディアはニュース性を見出したのです。
ビジネスコンテストをきっかけにメディアに取り上げられたことにより、
・ビジネスコンテストと言えばA社
・事業内容ではない部分から、その会社の認知度が上がった
・年齢に関わらず優秀な企画は採用する社風がある
ということが流布されました。
また、業務用ソフト会社B社は、
毎年趣向を凝らしたインターンシップの実施で注目を集めています。
入社志望のインターンたちは、課題(かなり難しいらしい!)が与えられ、
約1か月間で解決しなくてはならないという趣向です。
インターンは平日はフル出勤し、日給も1万円支給されるとのこと。
また、このインターンシップを優秀な成績でパスした学生には、
入社試験を免除する認定パス(3~5年間有効)も発行されるということです。
B社のインターンシップには、昨年は約1万8000人が応募し、
選考の結果参加できたのはたった1800人!
ですから、インターンシップに参加できること自体、学生の間で
ある種のステイタスになっているようです。
それと共に、インターンシップの内容のユニークさに、
他の企業やマスコミからも注目を集めています。
その結果、
・インターンシップならB社
・ユニークな採用活動をしているのはB社
ということを、多くの企業やメディアに広くに認知させました。
それとともに、この採用活動によって社名まで世に広めてしまいました。
まさに一石二鳥のリクルーティングです。
ちなみに大手のように人事部が設けられていないベンチャー・中小企業が
新卒採用をしようとなると、非常に労力を使います。
そこで、せっかく労力を割くのであれば、
企業の戦力となる人材を採用するという目的のためだけではなく、
ここで紹介した2社のように
会社自体もPRできる採用スタイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後に、採用に関する注目のアンケート結果をご紹介します。
人材採用コンサルティング会社ジョブウェブが2007年11月20日~21日に行った
2009年度卒業予定のジョブウェブ会員学生を対象にしたアンケートで、
企業選びの基準が変化しているという結果が出ていました。
http://www.jobweb.co.jp/company/content/view/248/103/
なんと、企業選びの基準が「知名度」から「雰囲気・社風」に変わった
というのです。
これは、中小企業やベンチャー企業に耳寄りな結果ですね。
新卒採用担当者の皆さん、私と一緒に頑張りましょうね!

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