地方こそO2Oの強化を考えるべき!?

こんにちは。
暑い日も終わり、すっかり過ごしやすくなりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私はぶらぶらと外を歩く事が多いので、
暑い時期はあまり得意ではありません。
今のような涼しくて過ごしやすい時期が一番好きです。
自分もそうなのですが、スマホを片手にぶらぶらと街中を歩き、
ショッピングや映画などいろいろ楽しむ際は、
O2O(オフライン・ツー・オンライン)サービスを
利用する機会は多いのではないでしょうか。


そこで、そういったオフラインのユーザーに対して
どうオンラインまで持っていくか、
また逆に、どうオンラインからオフラインに持っていくべきか、
なかなか考えるところではあります。
そういった中で、私がよく利用しているのが、
楽天が初めたO2Oサービス「楽天チェック」です。
楽天会員9000万人を実店舗へ誘導するそうなので、
国内最大規模のO2Oサービスになるかと思います。
店舗側も簡単にO2Oが実行できるため便利です。
O2Oを考えているマーケティング担当者には、
押さえておきたいサービスだと思います。
■楽天チェック
http://check.rakuten.co.jp/
簡単に説明すると、買物をせずともアプリをインストールした
スマホを持ってお店に行き、チェックインするだけで、
楽天スーパーポイントが貯まるサービスです。
※下記日本経済新聞 電子版より引用
(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK11032_R10C14A3000000/)
楽天は2014年4月2日から、O2O(オンライン・ツー・オフライン)
サービスの「楽天チェック」を始める。実店舗を訪れてスマートフォン
(スマホ)のアプリを起動するだけで、買い物をしなくても
「楽天スーパーポイント」がためられる。iPhoneとAndroid(アンドロイド)
に対応し、楽天子会社のスポットライトが運営する。楽天の会員数は
2013年12月末時点で8976万人。この顧客基盤を、実店舗の集客拡大に
活用するのが狙いだ。サービス開始に先立ち、アプリの事前予約サイトを
立ち上げて会員募集を始めている。
利用者がアプリを起動すると、画面上に近隣でポイントがもらえる
店舗が表示される。その後、アプリの指示に従って指定の場所を訪れて
「チェックイン」操作を実施。すると、スポットライトが店舗に提供した
超音波発信器が利用者の来店を検知し、ポイントを付与する仕組みだ。
スポットライトは2011年から、この仕組みを使ったO2Oサービス
「スマポ」を提供(画面2)。ビックカメラや三越など約1000店舗に
発信器を設置し、来店客に独自のポイントを付与している。
楽天チェックでもこの仕組みを利用する。楽天のIDとパスワードを
使って楽天チェックにログインすれば、既に利用している口座に
楽天スーパーポイントをためられるようになる。2014年4月2日の
サービス開始時には、1000店舗程度で使えるようにする計画だ。
(引用終わり)
このようなO2Oサービスの恩恵を受けるのは、都市も当然ですが、
やはり地方に大きな恩恵があるのではないかと考えます。
私自身も地方出身者なので、いつも地元に帰った際に
商店街などのお店が閉店している姿を見かけます。
またネットを使ってどうにか出来ないかという相談も受けます。
地方の小売は本当に困っており、
オンラインに助けを求める姿をしばしば見かけています。
こういったO2Oサービスを利用することによって、
地域限定のサービスやその土地土地の文化が、
オンラインによって、世界の需要に応じることが
出来るようになるかもしれません。
ぜひ皆様もうまく有効活用していただけると幸いです。
それではまた来週。