『絶品バーガー』の絶品プロモーション
こんにちは。
PR会社コミュニケーションデザインの江里洋平です。
今週は、11月30日にロッテリアから新発売された『絶品チーズバーガー』(以下絶品バーガー)に注目してみました。
http://lotteria.jp/campaign/20071130-2/index.html
厳選されたお肉に、これまた厳選されたナチュラルチーズを業界で初めて採用し、作られたシンプルなバーガー。
最近、めっきりファーストフード店と縁遠くなった私ですが、今回だけは、この『絶品バーガー』を食べたい一心で、自宅や会社周辺を探しまわりました。
が、私は未だ『絶品バーガー』には巡り合えておりません。48店舗限定発売ということに加え、『絶品バーガー』は発売から1週間を待たずに、売れ行きが良すぎて一旦販売休止となったからです。
『絶品バーガー』の売れ行きが良い理由は、新製品発売当日、あまりにも多くのマス媒体に露出したからです。早朝から夕方に至るまでのニュース番組から、主要新聞、スポーツ新聞等々に、バンバン紹介されていました。
なぜ、1つのハンバーガーがこんなにメディア露出したのでしょうか?
今回の『絶品チーズバーガー』プロモーションが成功したのは、PR成功の要素がふんだんに盛り込まれていたからです。
整理してみましょう。
1)効果的なイベントを実施
亀田大毅選手との試合以来注目の、プロボクサー・内藤大助選手を起用した記者発表会を実施し、多くのメディア誘致に成功。
2)販売戦略?で話題性の獲得
店舗を絞った販売方法を打ち出し、食べたくても買えない人々の間に噂が広がる。
3)徹底的なターゲティング
『学生マーケティングコンテスト』を実施。
http://ameblo.jp/lotteria/entry-10056557815.html
5つに分かれた大学生のグループが新製品のおいしさをどれだけ多くの人に伝えられるかを競う。大学生たちは、プロモーションの企画段階から参加してスタートしている。コンテストの模様は随時ブログでも紹介されている。『絶品バーガー』のメイン顧客と想定される大学生自身を巻き込み、その口コミ効果を上手に利用している。
4)ブログマーケティングの活用
先週の当メールマガジンでもご紹介したブログマーケティングを、サイバーエージェントのアメーバブログと組んで実施。ブロガーを試食会に招待し、サンプリングも行っている。
http://ameblo.jp/tabetabe/entry-10056704206.html
5)インフルエンサーマーケティング
イベントに起用された各プロボクサーはもちろん、ブログを持っている千葉ロッテマリーンズの大塚選手もプロモーションに巻き込んだ。
http://ohtsuka.heroes.ne.jp/blog/20071201
有名人にブログで『絶品バーガー』について書いてもらい、話題が波及する効果を狙っている。
6)ブランディング効果
有名シェフを商品総合プロデューサーに据え、グルメ感を煽るとともに、商品ブランド力を増強させた。
渋谷にある話題のブラッスリー“ヴィロン”の総料理長と総合プロデューサーを務める嶋原博氏が、『絶品バーガー』の開発に関与。
さらに、業界初の厳選ナチュラルチーズを使用した。ファーストフードでありながら、グルメ感を煽るような話題をしっかり仕込んでいる。
以上、まとめると、
・話題性のあるイベントを企画
・明確な商品のコンセプト作り
・商品そのものだけでなく、
販売戦略に至るまでの豊富な話題作り
・ダイレクトなターゲットである大学生への徹底的訴求
・インフルエンス力のある個人をプロモーションに参加させた
・第三者(有名人等インフルエンサーやブロガー)を巻き込んだ
・有名シェフや厳選素材のバリューを利用したブランディングの形成
ということです。まさに『絶品』プロモーションです。
なお、『絶品チーズバーガー』は、12月7日から販売は再開されたそうです。各店舗1日あたり200個限定。売り切れ店が続出しているそうです。
みなさんも、ロッテリアで『絶品チーズバーガー』を見かけたら、試してみてはいかがでしょうか?





