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2008年01月08日

2008年マスコミ注目のテーマとは?

あけましておめでとうございます。
PR会社コミュニケーションデザインの門脇純です。

新しい年を皆さんはどのように迎えられましたでしょうか。
私は実家でゆっくり過ごすことができ、テレビや新聞も多く拝見しました。

新年は各メディアが特集企画や年頭社説などで考え方を示します。
私はそれらを通して、各社が今の時代をどのように捉えているか、読み取ることができるため、興味深く見ていました。

私の印象としては、2008年の新聞・テレビの傾向は、地球温暖化問題(環境問題)を啓発する内容、それも、例年になく力を入れたものが目立ったように思います。その一部をご紹介します。

○朝日新聞 1月1日トップ記事「環境元年
  第一部エコ・ウォーズ 怒る天 人に牙 温暖化の脅威 急加速」
 
1年で最初のトップ記事、最初の連載として、1~2面に渡る記事で温暖化問題を取り扱いました。

○日本経済新聞 1月1日社説「低炭素社会への道
 国益と地球益を満たす制度設計を」

国内最大の経済紙の年頭社説も地球温暖化問題に関するものでした。環境問題に取り組むことが、経済としてもプラスの効果があり、日本の国際的なプレゼンスを高めることに繋がるという主張です。

○NHK 1月1日21:40~「未来への提言スペシャル
 地球温暖化に挑む~世界のキーパーソンからのメッセージ~」

元宇宙飛行士の毛利衛氏がプレゼンターとなり、ノーベル平和賞を受賞したゴア前米副大統領と国連IPCCパチャウリ議長、俳優レオナルド・ディカプリオなどからのメッセージも紹介しました。

○テレビ東京 1月3日21:00~「ガイアの夜明け
 新春特別版 資源争奪で地球と日本が危ない」

テレビ東京の看板番組「ガイアの夜明け」も「新春特別版」として資源の問題をテーマに扱いました。

○テレビ朝日 1月4日19:00~「開局50周年記念地球危機2008」

開局50周年記念として、ゴールデンタイムに、古館伊知郎氏がメインキャスターとなり生放送で地球温暖化の危機を訴えました。

年頭特集、年頭社説、ゴールデンタイム、看板番組など、各メディアがここまで力を入れて地球温暖化や環境問題を扱うのは、従来にはない傾向ではないかと思われます。
 
なぜ2008年には、温暖化問題に対するメディアの扱いが大きく変わったのでしょうか。私にとっても不思議なところです。明確な理由はわかりませんが、あえて3つの要因を考えてみました。

 一つ目は昨年、アル・ゴア氏やIPCCがノーベル平和賞を受賞しましたが、「不都合な真実」をはじめ彼らの啓発活動の結果、温暖化問題を理解する人が増えたことが最大の要因だと思われます。
 
二つ目は、温暖化問題がいよいよどうしようもなく深刻化し、マスコミが報道せざるを得ない場合が多くなっていることです。

三つ目は、2008年7月に洞爺湖サミットが開かれることです。このサミットでは地球温暖化がメインテーマとなる見込みで、温暖化に主導的に取り組む日本をアピールしたい政府の思惑もあります。
マスコミとしては「2008年は環境の年」と位置づけたい考えもあるのでしょう。

ともあれ、今回見てきたように、各メディアにとって温暖化問題が2008年の注目のテーマであり、関連する報道も増えることは間違いありません。従って、広報の観点からも注目のテーマです。

ほかに2008年のテーマとしては、衆院選、米国大統領選、昨年に引き続き年金問題、サブプライムローン問題、原油価格高騰などが考えられますが、温暖化問題に比べると広報テーマとしての広がりは限定的です。

温暖化問題のテーマは、CO2削減に効果のある商品・サービスの紹介だけでなく、企業や団体がCO2削減のために行う取り組みも話題となります。

このような話題を提供できる企業・団体は少なくないと思われます。広報に携わる方はぜひご検討いただきたいテーマです。

なお、個人的な見解を申し上げれば、温暖化問題に対する報道は多くても多すぎることはないと思います。今後のマスコミ報道に期待しています。

今年1年が皆さんにとって輝かしい1年になりますように!


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