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2009年01月20日

「残り続ける」ブランドになるために…

予防接種を打ったのにインフルエンザを発症した
PR会社コミュニケーションデザインの編田です。

みなさんは体調崩されていませんか?
くれぐれも、くれぐれもお気をつけください。

療養中、ひたすら横になるしかなかったため、
久しぶりにゆっくりとテレビを見ていました。

そんな中興味深かったのは、「受験生の応援フード」の特集です。

紹介されていたのは、出てくる出てくる、「合格」「受かる」「勝つ」
などにかけて作った「語呂合わせの合格祈願フード」たち。

「落ちない」で売り出したコアラのマーチ。
甘くておいしいカールは「うカール」。
カレードーナツは「うカレードーナツ」とちょっと無理やり。
明治製菓のハイレモンは「ハイレルモン」。
チョコレートのトッポは、「壁を突破する」意味をこめて、「トッパ」。
もはやブランド名変更です。

数年前、「きっと勝つ=Kit Kat」でキットカットが大ブレイクして以降、
様々なメーカーが、まるでゴロ合戦です。

さて問題です。
このような応援フードの中で、「残り続ける」商品はどれだと思いますか?

受験生を応援するチョコレートとしてすっかり定着したキットカットですが、
今シーズン、キットカットは郵便局とコラボし、「キットメール」を発売しました。
応援メッセージをパッケージに書き、140円切手を貼ってポストに投函すると、
キットカットとメッセージが相手に届くというものです。

他社がこぞって「受かる」「突破する」というメッセージを伝える中で、
キットカットが届けたメッセージは「勝つ」でも「合格」でもなく、
今回も、「応援」でした。

ただのチョコレートだったキットカットは、
数年前に受験生のお守りとして認知された後も、
単なる言葉遊びではなく、
真に消費者を「応援するブランド」として
その存在感を確かなものにしています。

惹きつけるためのコピーも、
流行に乗ったブランド作りももちろん大切なことです。
ですが、情熱を持って伝えたい、たったひとつのメッセージは何かを忘れて
「ブランド」の完成はありません。
人の心を惹きつけ、動かし、決してぶれない軸をもつ、
そんなブランドが、「残り続ける」ブランドになるのだと思います。


今年も受験の季節がやってきました。
受験生のみなさんには周りにいるたくさんの人の
「応援」を胸に、がんばってもらいたいです。


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