こんにちは。
先日、映画『余命1ヶ月の花嫁』を観に行きました。
乳がんを患い若くして亡くなられた女性、長島千恵さん(享年24歳)
の物語です。
ご存知の方も多いと思いますが、
昨年、TVのドキュメンタリー番組に取り上げられ、大反響を呼び、
後に書籍化され、今回、映画化されました。
生前、長島千恵さんの闘病生活をTVのドキュメンタリー番組で
放送されたこともあり、書籍化された時には1ヶ月あまりで
30万部突破の大ベストセラーにもなったのです。
突然ですが、本がどのくらい売れると、ベストセラーと言われるか
ご存知ですか?
一般的には
2万部売れると、ヒット作
5万部売れると、ベストセラー
と言われています。
ビジネス書においては、2万部売れると、セミナーなどの声がかかり、
5万部売れると、ビジネスが拡大していくと言われているそうです。
ビジネス書で売れる本を作るには、企画の内容もさることながら、
著者の持っているノウハウ(考え方)が重要になってきます。
そして、ノウハウをどう使いこなせて、人生のライフスタイルと
どうかかわり合っているのか、そこにどれだけの読者を
惹きつけることができるかが、売れる本に近づけるポイントでもあります。
ただし、そのノウハウは独自のものでないと、
結局、他の著者との差別化にもならず、
書店に並んだときに、同じ分野で有名な著者に
負けてしまうことになるのです。
そして埋もれていきます。
同時に出版社で企画を通すためには、売れる企画を考えなければ
なりませんので、時流も考慮しながら、
今売れている書籍も把握していなければなりません。
要はこの3つが重要なのです。
・自分なりの考え方(ノウハウ)
・人生観(ライフスタイル)
・時流(トレンド・ブーム)
初めて出版される著者の方は、世間的には無名に近いので、
1冊目のインパクトが大事になってきます。
ですから、弊社が出版プロデュースでお手伝いする際は、
著者から何度もヒヤリングし、3要素をまとめて企画書に反映していきます。
書籍の企画に関わらず、面白い企画を立てるときは、
いろいろな角度から物事を捉え、あらゆる可能性を考えることが、
結果的にすばらしい企画となることが多いと思います。
まずは、自分を知る意味でも、会社を知るという意味でも、
3要素を書き出して、あらゆる企画に役立ててみてはいかがでしょうか。
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