WEBマーケティングにおける色の使い方

外の陽気もずいぶんポカポカになり、
私の花粉症はどんどん勢いを増してきている気がします。
こんにちは。
今回はWEBマーケティングに置いて少々忘れがちな「色」についての
お話をしたいと思います。
WEBマーケティングにおいて、簡単な色の使い方としては、
サイト運営者側がユーザーに気付いてほしい箇所や、
ぜひともクリックして欲しいボタンなどに、“ユーザーが反応しやすい色”
を使用するという使い方があります。
これはずいぶん基本的な事ですが、意外と忘れがちな事でもあります。
それでは“ユーザーが反応しやすい色”とはどんな色なのでしょうか?


“ユーザーが反応しやすい色”とは?
その答えは、全て検証せよ、答えはユーザーにありです。
これではなんのことやらわからないと思いますので、
色の「誘目性」についてお話ししようと思います。
色の「誘目性」とは簡単に言うと目立つ度合いのことです。
一般的に誘目性の高い色とは赤・オレンジ・黄など暖色系であり、
高彩度な色であると言われています。
反対に誘目性の低い色とは青・紫・緑など寒色系の色であると言われています。
例えば、交通標識や工事現場の看板の色などが
誘目性の高い赤・オレンジ・黄を使用しているのもこの理由からです。
つまり、赤・オレンジ・黄など暖色系の色は単純に目立つ色であると言えます。
WEBサイトであれば「資料請求」「お申し込み」ボタン、バナー
の色などに暖色系を使用することは効果的であると言えます。
ただ、ここで忘れてはならないのが、
それがあてはまらないケースがあるという事です。
例えばサイト全体のトーンが暖色系であった時、「資料請求」のボタンも
同じ暖色系であるなら、これははっきり言って目立ちません。
画面上で見た場合、サイト全体と比べてボタンの色の「明度差」が低いからです。
「誘目性」が高い色であっても、同じような色のバナーが並んでしまった場合、
当然その効果は低くなってしまいます。
つまりこのケースで重視するポイントは「誘目性」の高さよりも、
背景や周りのボタンやバナーとの「明度差」となります。
これは雑誌の広告や、コンビニの棚に並んだ商品、本屋さんに並んでいる
書籍のカバーなどにも同じことが言えるのです。
色の持つWEBマーケティング効果は意外と奥が深いのです。
おや?
そういえばもうすぐ3月14日。世の男性陣が
「お返しは一体何にしようか?」と悩む、ホワイトデーがやって来ますね。
さて、このホワイトデーの白色「ホワイト」ですが、その由来は飴の材料である
砂糖が白色だったため「白=ホワイト」から「ホワイトデー」と
命名されたのだそうです。
どうやら、色は私達に“色々”なイメージを与えてくれるみたいです。

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