こんにちは。
9月に入り、暑さも一段落。
そろそろ秋の訪れを感じ始める頃でしょうか。
今年も花火やお祭りなど
さまざまな夏のイベントがメディアに取り上げられていました。
その中でも近年、多くのメディアに取り上げられる「夏フェス」。
観客動員数は年々増え続け、
8月に千葉県で開催された「サマーソニック」は、
3日間で15万8千人の来場者数を記録しました。
数ある夏フェスの中で、
私が以前から参加したいと思い続けているもの。
それは静岡県掛川市で開催されている「ap bank fes」です。
ご存知の方も多いと思いますが、
Mr.childrenの桜井和寿氏と音楽プロデューサーの小林武史氏らが主催し、
今年5回目を迎えた野外音楽フェスです。
観客数は年々増え続け、8万人以上を記録。
今年は矢沢永吉さんが出演したことでも話題にもなりました。
なぜap bank fesは多くの人たちに支持されているのでしょうか。
なぜap bank fesは多くの人たちに支持されているのでしょうか。
それは「夏フェスを楽しむ」だけではない“価値”があるからです。
ap bank fesに参加する“価値”
それは「社会に貢献できる」ことにあります。
ap bank fesを主催しているのは
桜井氏と小林氏、そして坂本龍一氏の3人を発起人として設立された
ap bank という非営利団体です。
その目的は環境問題や自然エネルギーに取り組む団体への低利子融資。
イベントの収益は融資原資のほか、
さまざまな活動への支援・推進資金となります。
参加した観客はもはや“観客”ではなく、
“プロジェクトの一員”として社会に貢献することができる。
それがap bank fesの「価値」なのです。
消費者が膨大な量の情報を得ることができるようになった今、
商品に「選ばれるための価値」を見出し、
いかに差別化するかが大切になってきます。
その「価値」は、搭載された機能や価格である必要はありません。
目新しいものや、格好良いものである必要もありません。
そこにある歴史やメッセージ、想いや背景でも構わないと思います。
大切なのは本当の意味での「価値」を見出し
ゆるぎないメッセージとして発信していくことです。
そして、“選ばれるための価値”を創出することは、
PRにとって大切なポイントでもあるのです。
みなさんが伝えたいメッセージは、どんな「価値」をもっていますか。
その「価値」は、どのようにヒトを幸せにしますか。
もう一度、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
その「価値」こそがPR戦略の軸となるはずです。
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