広報の重要性を会社や社長に理解させる方法

こんにちは。12月もあと半分。
年内の当社のマガジンも残すところあと2回となりました。
今回は、当社にいらっしゃる広報の方々からよく相談されることについてお話ししたいと思います。

当社にいらっしゃる広報の方々は“広報を通してこんなことを実現したい”という目標と希望をもっていらっしゃいます。ただ、多くの方から耳にするのは会社や社長にその重要性が理解してもらえず予算を確保できないということです。

広報の重要性は年々高まっており認知向上や信頼獲得、ブランディングはもちろん経営戦略や採用活動にも好影響を与えることがわかっています。

しかし、二言目には

「それが売上にどうつながるの?」

と言われてしまうのが現状のようです。
でもこの問題、そんなに難しくない方法で解決できることも多いのです。

その方法は…

■売上推移とメディア露出の推移

今回は、いくつかある方法のうち実際に複数社で会社や社長の理解獲得につながった方法をご紹介します。
それが

【業績が伸びているベンチマーク企業の売上推移とメディア露出の推移を提示する】

ことです。

近年、急成長している会社の多くが広報(メディア露出)を非常に上手く活用しています。
メディアに露出することで、認知が向上し、信頼性も向上するため資金調達や営業活動がしやすくなるというのがその理由の一つです。

そこで、まず私たちは相談者の企業がベンチマークとするあるいはベンチマークとなりうる企業のメディア露出を分析するのです。
(企業によって何年分リサーチするかは異なりますが)下記の2つを数年分にわたりリサーチします。

◆メディア露出数の推移
◆メディア露出内容の切り口別内訳の推移

このデータを売上と合わせて会社や社長に提示することで何もしないでいると他社に後れを取ってしまうことが一目瞭然となります。また同時に、この分析を行うことでターゲットに訴求する上で自社に欠けている切り口が何かも見えてきます。

広告や人的営業だけではモノやサービスが売れなくなっている今会社や社長が求める数字作りに広報が縁の下の力持ちとして活躍することができるのです。

是非、広報の皆さんは会社や社長に広報の重要性を理解させることをあきらめないでください。
その上で、上記のベンチマーク分析などご希望であればお気軽にご連絡ください。