こんにちは。
今回は、2年前からメディアでも話題の『ゆるキャラ』マスコットキャラクターの
プロモーションについてお話ししたいと思います。
皆さんは、『ゆるキャラ』と聞いてどこのゆるキャラを連想しますか?
私は、ゆるキャラと聞いたらまずくまモンを連想します。
てっきり私は、ゆるキャラの火付け役はくまモンだと思っていたのですが、
調べてみると2007年「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターである
滋賀県彦根市の『ひこにゃん』が火付け役だそうです。
ひこにゃんはキャンペーンやイベントの露出で知名度を上げっていたのに対して、
くまモンのキャラクター展開は、広報会議2012年2月号でも取り上げている通り
SNS(ブログ、Twitter)の活用、イベント参加などの情報を定期的に発信していったことでした。
今回は、くまモンと似たような手法でブレイクしつつある
マスコットキャラクターを紹介したいと思います。
それは、J2愛媛FCのスポンサーであり、愛媛県にある料理屋の『ゆうゆう亭』の
蛙のマスコットキャラクター一平くんです。
このマスコットキャラクターは、J2愛媛FC熱烈サポーターという設定で
たびたび愛媛FCの試合会場に登場しておりました。
ひとつの施策として、試合前のイベントで一平くんが肉離れを起こし、
担架で運ばれます。
その後、愛媛FCのトレーナーとリハビリをする様子などを自身のSNSで発信し
話題になりました。
その後も定期的に、他のサッカーチーム、野球のマスコットキャラクターとの
施策を行いWebメディアで取り上げられるようになりました。
ここまでは、くまモンと似た手法を使って認知度を上げてきました。
一平くんが認知度を一気に上げた施策は、2013年3月26日に行われた
ヨルダンVS日本のテレビ朝日 サッカー中継でした。
このサッカー中継を見ていた人が、スタジアムにいた蛙のマスコットキャラクター
一平くんを発見したことで Twitterでの拡散や個人ブログで取り上げられました。
それにより、TVで新マスコットキャラクターとしてスタジアムで
サッカー観戦をしている一平くんが紹介されました。
一平くんのプロモーション施策として学べる点は、
世間が注目している所へ自ら行き全国放送に映り込むところ。
これにより、視聴者の関心を引き、Web上での拡散を狙ったところだと思います。
皆様も6月4日に行われる日本VSオーストラリアの試合だけではなく、
スタンドで一平くんが観戦しているかを注目してみて見てください。