こんにちは。
早速ですが、皆さんが最近読んだ中で
面白かった書籍は何ですか?
私は週に2~4冊本を読みますが、ビジネス書がほとんどです。
中でも最近お勧めの2冊はこちら。
◎『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔氏)
http://tinyurl.com/3szbdbv
◎『憂鬱じゃなければ仕事じゃない』(見城徹氏、藤田晋氏)
http://tinyurl.com/4yfpgdp
何だ、有名企業の有名人が書いた本じゃないか!
なんておっしゃらずに…仕事に対する自分の姿勢を貫くお三方の言葉は
“入社1年目”でなくても、考えさせられるものがありますので、
興味があれば是非、ご一読ください。
…と、前置きが長くなりましたが、
今回はPR手法としての「書籍出版」をご紹介します。
弊社で書籍を使ってPRを行う場合、
1.企業ブランディング
2.概念の啓蒙
どちらかの目的である場合が多いです。
例えば、“企業ブランディング”という目的であれば
著者を社長にすることで会社自体の信頼度・知名度を
上げることを狙っています。
他には、『体脂肪計タニタの社員食堂』等だと
ダイレクトに社名を打ち出し、しかもレシピ本にしたことで
主婦層にまで企業の認知度を広めた、成功例と言えるでしょう。
“概念の啓蒙”という意味だと、『朝バナナダイエット』をはじめとした
各種ダイエット本が分かりやすい例です。
この本を買った女性たちは、こぞって朝食にバナナを食べます。
書籍によって「動かす」コミュニケーションが実現されている訳ですね。
さて、書籍の果たすPR的役割はご説明しました。
では実際に出版したいと思った時、何から始めたらよいのでしょうか?
例えば、ご自身もしくは企業として書籍出版を検討している場合、
主な方法は2つあります。
「商業出版」と「自費出版」です。
すごく簡単にご説明すると、「売るため」か「作るため」か
という目的の違いで分けられます。
商業出版は、一般的に消費者が手にする本で
編集部が主導となり、売る事(=広く知れ渡る事)を目的に作ります。
(ex.書店にある本)
自費出版だと、著者側が制作費をすべて負担します。
そのため、著者側の要望を強く反映する事となり、
「作る事」が目的の場合に適しています。
(ex.自伝や社史など)
まずは、出したい本の内容によって
どちらが適しているのか判断します。
STEP1 企画書を作る
STEP2 出版社へ持ち込み
この段階で商業出版か自費出版かが決定します。
商業出版には「売れるため」という大前提がありますから
普遍的な内容であることが必要です。
内容が純粋な宣伝だとか社史などの場合には、
自費出版になることが想定されます。
STEP3 出版社と企画内容の練り込み
STEP4 原稿執筆(ライターを立てる場合は、取材後、ライターが執筆)
STEP5 初校→数回の修正→最終版を入稿
STEP6 晴れて出版!
STEP3~6までの期間は大体4カ月。
原稿内容等をじっくり検討する場合には半年~1年ほど
かかる場合もあります。
また、出版社毎に得意な分野が違っていたり、
編集者によってもテイストが変わってきます。
書籍は「著者×編集者×出版社(×ライター)」
の掛け算で作られているんですね。
クライアント様の出版のご支援でいくつかの書籍出版に
今関わっているのですが、素敵な1冊になるよう、
関わる人たちが良い気持ちで進められるよう、
微力ながらお手伝いできるよう頑張らせて頂きたいと
思っています。
あと、出版後、本をPRするにはどうするの?という
疑問もあるかと思いますので、
次回は「書籍のPR方法」についてご紹介する予定です。
書籍のことで質問があれば、お気軽にご連絡ください。
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