広報PRパーソンに定期的なインプットは必要ですね。
最近のおすすめアイテムをご紹介させてください。
1.「先読み広報術 1500人が学んだPRメソッド」長沼史宏著(宣伝会議刊)
本著は、アステリア株式会社 執行役員コミュニケーション本部長、東北大学特任准教授(客員)・コミュニケーションアドバイザー、広報勉強会@イフラボ主催者、長沼氏の新著です。
Facebookでも積極的に発信されており、広報業界の盛り上げを熱心にされている印象があります。
書籍の切り口の「掲載から逆算して考える」は、報道分析を徹底している弊社の広報PRの考え方にも合致しており、共感できます。
従来の広報本から一歩先の具体的なノウハウ考え方が示されており、一度は目にしておくべき書籍かなと思います。
2.日経クロストレンド連載 「風雲! 広報の日常と非日常」
こちらは、アドビ執行役員広報本部長鈴木 正義氏の連載記事です。
鈴木氏は『もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた』(日経BP)というユニークな書籍の著者でもあります。
宮本武蔵 vs 佐々木小次郎の伝説の巌流島の決闘をもし広報したらという想定で、メディアあての取材依頼書をクロストレンドに寄稿したり、なかなか普段思いつかない視点で、とても面白いです。
3.月刊「広報会議」(宣伝会議)
雑誌というと、改めて欠かせない存在です。広報PRに関わるあらゆる特集を組んでいます。「そろろそろあのテーマ来るかな?」と読者として感じているテーマを、間をあけずにいつも特集されています。毎月1ページもめを通さないわけにはいかない基本中の基本書といえます。頭がさがります。
最後に
広報の基本書としては、山見 博康氏の
「広報・PRの基本(」日本実業出版社)
「ニュースリリース大全集」 (日本能率協会マネジメントセンター)
「企業不祥事・危機対応 広報完全マニュアル」(自由国民社)
を改めて推しておきます。
2024年もどんな書籍、記事、雑誌に出会えるか個人的にも楽しみにしています。