こんにちは。
数多くの広報担当者とお話する中、
「自社商品・サービスがメディアに掲載されるほど、ニュース価値がない」
との悩みを伺いました。
広報に携わる方なら、
誰もが一度は悩んだことがあると思います。
もちろん、一般に商品・サービスの開発に携わらない
広報担当者にとっては、仕方のないこと。
しかし、そのような中でも、“ある方法”を活用したことで、
自社商品・サービスをメディア掲載した事例があります。
それは、一体何なのでしょうか。
弊社社員の知り合いの広報担当者が携わった事例を紹介致します。
その方は、あるゲーム会社の広報担当者。
一般に、話し始めの30秒程で、
一番伝えたいPRポイントを伝えることが、
メディアの心に“刺さる”プレゼンテーションだと言われています。
そのような中、その方はメディアと話をする際、
競合他社商品との比較表や、業界全体の動向を
“自社商品よりも先に”紹介していたそうです。
「自社商品・サービスをメディア露出させる」という
最重要ミッションを与えられている広報担当者として、
その方の行動が適切だとは、私は思えませんでした。
しかし、ある日メディアの方から連絡があり、
「業界の動向などを聞かせてほしい」と言われ、
取材されることになったそうです。
その後、「業界を客観的に語れる“専門家”」として
メディアの方に認知され、信頼を得たことで、
何度かメディア掲載されることになりました。
その結果、自社商品を掲載記事の中で
紹介して頂けたそうです。
広報に携わる人は、得てして自社の商品・サービスが
いかに素晴らしいものなのかを、
メディアに紹介してしまいがちです。
そこで、まずは自社商品・サービスだけではなく、
業界全体の動向などを、プレスリリースに盛り込んでみては
いかがでしょうか。
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