SNSを活用した広報マーケティングは今や企業にとって不可欠な戦略となっています。
今回は、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokといったプラットフォームで、特に面白い利用方法を展開している企業をいくつかご紹介させていただきます。
X(旧Twitter)
1. ユニクロ
ユニクロはXでのキャンペーンが特に話題になりました。
例えば、2025年の春キャンペーンでは、抽選でユニクロのギフトカードが当たる「#ユニクロで春はニッと」キャンペーンを行い、ユーザーに商品について質問や商品を利用した投稿をさせることで拡散力を強化しています。
また、定期的にユーザーの投稿をリポストすることで、双方向でのコミュニケーションを取っています。
2. 日本マクドナルド
以前、別の記事でもご紹介もしましたが、マクドナルドはテレビCMの事前告知や、連動企画も多く、例えば新商品の発表時には、商品の特徴を面白おかしく表現した動画や画像を投稿し、フォロワーから大きな反響を得ています。
また、定期的なクイズやアンケートを通じて、フォロワーと双方向で楽しみながら情報を共有しています。特に#で特定のキーワードを使用して投稿してもらうキャンペーンは新商品が発売されるタイミングで数多く行われていて、キーワードがトレンドに入ることで拡散力を強めています。
1. 資生堂
美容系企業として、ビジュアル重視のInstagramで特に成功している一例です。
メイクアップのチュートリアルや新製品の紹介を美しい画像や動画で行うだけでなく、フォロワーからの質問に直接答えるストーリーズ機能を活用しています。
さらに、#ShiseidoBeautyというハッシュタグを利用してユーザーコンテンツを集め、現在では国内のみならず海外からも多くのユーザーが投稿しています。
2. スターバックス
季節ごとの新作ドリンクやフードの紹介に加え、店舗の雰囲気やイベント情報を発信。
特に、季節限定の商品やデザインを紹介する投稿は視覚的に魅力的で、ユーザーのエンゲージメントを高めています。
またストーリーでは各地で行われたイベント情報なども発信し、Instagramの特性に応じた発信を行っています。
XとInstagram共通のキーワードを使用して#ハッシュタグで感想などを募集することで、プラットフォームを問わずユーザーが共有できるといった魅力もあります。
TikTok
1. GU
ファストファッションブランドとして、若者に人気のTikTokで積極的な活動を展開。
最新のトレンド情報や商品紹介をショートビデオで提供し、ユーザーが手軽に参加できるダンスチャレンジやスタイルコンテストを開催。
これにより、ブランドの認知度を急速に高めています。
2. 東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートはTikTokでパークの魅力を伝える投稿を積極的に行っています。
ショーやアトラクションのハイライト、キャラクターの動画を共有し、訪れたことのない人にも雰囲気を感じてもらうことや、ファンの興味を喚起しています。
また、専用のハッシュタグを使ったキャンペーンで、来場者がパークでの思い出を投稿することで、ユーザーコンテンツを通じたプロモーションを行っています。
最近ではパークで働くキャストについても積極的に発信していて、採用活動にも役立てています。
まとめ
これらの企業はSNSの特性を最大限に活用し、単なる商品紹介だけでなく、顧客とのエンゲージメントを深めるために様々なキャンペーンなどをSNSで展開しています。
また、各SNSプラットフォームのユーザー層や利用シーンに合わせた戦略が成功の鍵となっています
Instagramではビジュアル(インスタ映え)を通じたブランド体験の提供
TikTokではトレンドに敏感な若者層へのアプローチとエンターテインメント性
これらの取り組みを通じて、SNSは単なる広報ツールから、企業とユーザーが共に成長するプラットフォームへと進化しています。
企業がSNSをどのように活用するかによって、顧客との関係性やブランドのイメージが大きく変わる時代が到来しています。
【ニックネーム】青いライオン
【これまで担当した業界】出版、士業
【趣味】サッカー観戦(代表戦、プレミアリーグ)、サウナ、お笑い
【プチ自慢】わんこそば102杯食べたことあります
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