広報塾

PRパーソンが、アフターコロナでも勢いがつく業界を予測してみた!

みなさん、こんにちは。
先日、新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言が42県で解除されましたね。

宣言継続中の5都道府県も状況に応じて徐々に解除していく、という報道もありましたが、状況は日々変わりつつあります。普段の広報・PRの業務でも当てはまりますが、目の前の状況だけでなく、先を見越してPRの計画を立てていく必要があるかと思います。

そこで今回は、いちPRパーソンの視点における「新型コロナウイルスが収束した後も盛り上がると予想される業界やキーワード」を3つ、紹介いたします。

はじめに

日本CTO協会が先日出したリポートの中で、中国は新型コロナウイルスの収束後、「教育」「医療」「ニューリテール(新小売り)」「旅行」「交通」の5つの産業において不況のリバウンドが起こり、消費が拡大すると予想している、という記載がありました。

出典:日本CTO協会「アフターコロナの中国で消費急増が予測される5大産業の現状と未来」
https://cto-a.org/news/2020/04/27/1896/

上記は中国における予想ですが、日本にも少なからず当てはまる部分があるのではないかと感じます。
様々な記事を読みリサーチをした結果をもとに、アフターコロナでも勢いがつくと予想される業界やキーワードを、事例と共に紹介します。

1.「オンライン教育」ーアフターコロナ業界予測

全国の学校が休校となり、自宅でできるオンライン学習教材の需要が伸びているのはご存じかと思いますが、アフターコロナもこの傾向は続くと考えられます。

なぜなら、企業が学校教育におけるオンラインコンテンツを提供する動きや、自治体がオンライン教育を推進するという動きが見られ始めているからです。

これに伴い、学習塾や英会話などの習い事も、オンラインが主流になっていくことが見込まれます。

例:日本マイクロソフト

東京都教育委員会と都立学校における学習支援サービスの活用に向けた協定を締結
https://news.microsoft.com/ja-jp/2020/05/08/200508-agreement-for-the-use-of-learning-support-services/

例:大阪市

大阪市、31日まで休校延長 オンライン学習を強化
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58823000X00C20A5AC8Z00/

今後は子供向けの教育コンテンツだけでなく、企業における「社員研修」や、大人向けの習い事である「ヨガ」なども徐々にオンラインへと移行していくかもしれません。

2.「テレワーク」ーアフターコロナ業界予測

新型コロナウイルスの感染拡大を機に起こった社会の変化として、テレワークなどを中心とした働き方の転換が挙げられます。テレワークを円滑にするためのサービスは既に話題を集めていますが、今後さらに浸透し、一般化すると想定されています。

「対面重視」と言われているようなビジネスの現場でも、導入を模索する動きが広がっているからです。
通話ツールで代表的な存在となった米国のZoomを筆頭に、オンラインでのコミュニケーションツールや、Slackなどのオンラインチャットツールは今後も伸びることが見込まれます。

例:Zoomの会議参加者数、20日で1億増加し、3億人に

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/24/news068.html

またテレワークの普及・浸透に合わせて「オンラインフィットネス」、「通販」、「フードデリバリー」といった巣ごもり消費に関連したサービスもニーズが維持されることが見込まれます。

3.「5G」ーアフターコロナ業界予測

3月末に首都圏内で導入された5G。
すっかりコロナに関する報道の陰に隠れてしまっていますが、皆さんは忘れていませんよね?

総務省が発表している「5G利活用分野の考え方」という資料の中には「交通」「観光」「ショッピング」など12分野における経済効果について考察されています。

出典:総務省「5G利活用分野の考え方」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000414038.pdf

例えば「ショッピング」。
5Gによって電子決済が普及し、支払いの無人化が進んだり、スマートフォンがキャッシュカード等の役割を果たすことでキャッシュレスを通り越し、カードレス、ペーパーレスが進むと予想されています。

また「交通」の分野では、自動車や電車の自動運転化、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)やスマートシティの推進において街全体の利便性が大幅に上がることが見込まれます。

アフターコロナで5G関連の産業も伸びることが予想されますので、自社の情報と絡められる要素があるか確認してみると良いかもしれません。

まとめ

コロナが収束する頃には、コロナをきっかけに注目を集めた業界が発展したり、コロナに関する報道の陰に隠れてしまっていた分野も伸びることが予想されます。

大切なことは、毎日のニュースにアンテナを張り、刻々と変わる状況の変化を読むことです。
今からコロナ収束後の世の中を見越して、PRの計画を立てるのはいかがでしょうか。