今年は梅雨が長く天気の悪い週末も多かったせいか、夏がとても短く感じましたね。
夏好きとしては寂しいです。。。
さて、今回はSNSを活用した採用活動「ソーシャルリクルーティング」について紹介いたします。
近年、採用活動にSNSを活用する企業が増えており、新卒採用においては専用のアカウントを開設して学生に向けて情報発信しているケースもあります。求職者にとっても、企業HPや採用サイトでは知ることのできない、情報(職場や社員の様子・仕事内容など)をリアルタイムで入手できるため、就職活動を進める上で非常に参考になります。内定が出ている場合、その会社に入社するかどうかを決める最後の一押しになる可能性もあり、発信するコンテンツの内容はとても重要です。
この記事の目次
1.Facebook ~アカウント別の特徴・事例
Facebookは日本でも利用者数が多いSNSの一つで、利用者層は20〜40代と幅広いターゲットに情報を訴求することができます。ですが、学生にはあまり利用されていないため、新卒採用よりは中途採用向けといえます。Facebookを活用する場合は利用者とのコミュニケーションが重要になるため手間はかかりますが、うまく活用することで有効な情報発信ができます。
<活用事例>
・株式会社NTTドコモ
採用専用のアカウントを運営しており、事業内容の紹介や社員インタビューなどを定期的に投稿している。さらに、Facebook限定のライブセミナーを実施しており、配信中にリアルタイムで質疑応答が行われ、質問に対する回答がされる。
配信中に回答しきれなかった質問は、後日Facebookのタイムライン中に回答が掲載される。企業と求職者がコミュニケーションを図れる場となっており、企業に対する理解を深めることができるアカウントになっている。
https://ja-ks.facebook.com/nttdocomo.recruit/
2.Twitter ~アカウント別の特徴・事例
Twitterは拡散力が特徴で、画像や動画を活用してより多くの人に情報発信できる可能性があります。ただし、140字という限られた文字数で発信する必要があるため、コンテンツの質やある程度の投稿頻度が必要となります。
採用情報だけでなく、企業/商品PRにも活用する場合は相性が良いといえます。主な利用者層は10代~20代の若年層となっています。
<活用事例>
・トゥモローゲート株式会社
採用担当や社長のアカウントがあり、イベントやインターンの様子など発信している。他にもアイコンの雰囲気を統一した社員のアカウントが複数あるのが特徴。
https://twitter.com/osamiho_tg?lang=ja
・フセハツ工業株式会社
採用に特化したアカウントではないが、ものづくりであることを活かした事例。製造したものや製造途中のものの様子を写真や動画で投稿。ばねそのものは多くの人が知っているが、製造過程や使い方など、普段の生活では得られない情報をわかりやすく発信することで支持を得ている。
https://twitter.com/fhk2014_kK
3.Instagram ~アカウント別の特徴・事例
Instagramは主に写真を用いた投稿になるため、視覚的な情報訴求が可能です。そのため、投稿する写真や内容で世界観を演出しやすく、企業のブランドイメージや社風を訴求するには非常に相性が良いツールといえます。
また、投稿内容を遡って閲覧しやすく、企業HPや採用HPを補うコンテンツとして活用できます。主な利用層は10代~30代で、若年層にも利用されているため、新卒採用にも有効なツールです。
<活用事例>
・株式会社アダストリア
採用チームが社員紹介などに加え、アパレル店員になりたい人向けのお役立ち情報を発信。会社イベントや研修風景をはじめ、定期的にその年の新卒社員が集まっている様子なども投稿されている。
https://www.instagram.com/adastria_recruit/
・インビジョン株式会社
「はたらく」「人生」をテーマにゆるめのついつい見たくなる4コマ漫画が投稿されている。自社の特徴がうまく活かされており、その企業らしいコンテンツを発信している。
https://www.instagram.com/invision_inc/?hl=ja
まとめ
いかがでしたでしょうか。どこの企業も採用活動に苦戦する時代、いかに戦略的に情報発信するか、ますます重要になっています。どのツールを使って、どんな情報を発信すればよいかわからない、という方は是非一度当社にお問い合わせください。
【これまで担当した業界】都道府県、医療、保検など
【趣味】流行ってるもの、ことに手を出す(食・健康・エンタメ系なんでも)
【プチ自慢】どんな犬も懐かせる