こんにちは。
コミュニケーションデザインのマスコットキャラクター「こみほっぺ」です。
こみほっぺは、日頃からたくさんの企業広報さんのTweetを見ているんです。
そこで今回は、企業広報さんたちのTwitterを分析してみました!
※このコラムに出てくる数字や情報は、2020年3月13日現在のものです。
現在、Twitterのプロフィールに企業広報と記載している方々はざっと200名強。
(PR会社やフリーランスでPRされている方は除く。/こみほっぺ調べ)
その大半が企業名も記載し実名(あるいは実名がわかるような名前)で運用されています。
気軽に取り組んだら、意外と大変…くじけそうになりながらも進めたので、是非ご一読ください。
この記事の目次
Twitterを運用している目的は?
Twitterを運用している目的は、大きく3つに分けられるようです。
①企業の認知向上やブランディング
投稿例
・会社のトピックスを発信
・メディア掲載(放映)についての予告/報告
②採用
投稿例
・会社の雰囲気が伝わるイベント
・仕事の仕方
・業務を通して思うこと
③マーケティング
・どんな内容の投稿に対し、反応がよいか
・(ほかの人のツイートを見て)世の中の人がどんなことに関心を持っているかリサーチ
どれか1つだけということではなく、複数の目的をもって運用しているアカウントが多いと言えそうです。
メディアの公式Twitterをフォローしている
情報収集やトレンド収集ツールとしても優れているTwitter。
最近は、メディアも公式アカウントを作って「最新の記事」や「話題の記事」を投稿し、自社メディアに誘導するケースが増えています。
情報収集やトレンド、メディアの記事傾向などを把握することが、ある意味ミッションともいえる広報パーソンにとって、メディアの公式Twitterはありがたい存在なのではないでしょうか。
こみほっぺもいろいろなメディアのTwitterをフォローしています♪
今も毎日、
・メディアからのメルマガでトピックスを確認
・新聞デジタル版に目を通す
・キュレーションサイトで話題をチェック
・googleアラートで必要な情報を入手
といったことをしているので、それにTwitterが加わったイメージです。
企業でTwitterを始めるなら、個人アカウントも検討
企業広報さんたちがフォローしているTwitterをみても、企業の公式Twitterより、所属する企業名を出して運用している社員や社長などのTwitterが多いようです。
会社の方針にもよりますが、
・社員YouTuber
・社員Instagramer
が登場してきている今、社員にもTwitterで話題を拡散してもらい、広報担当者だけではなく、社員全員に広報の役割を担ってもらうというのも一つの戦略と言えます。
参考
○社員YouTuberや社員がTwitterを活用し、広報活動を展開している企業インタビュー
また、広報視点では、社長PRといった観点でも広く情報を拡散できるTwitterは有効です。
ブログやnote等と連動させ活用するのが効果的ですが、長文は苦手、まとまった時間は取れないけど、発信したいことはある!という社長はTwitter向きです。
広報担当者も社長のアカウントをフォローすることで、社長が今何を思っているかをタイムリーに感じ取ることもできます。
代表者が企業公式アカウントを抜いている有名企業事例
ソフトバンクグループ
孫正義代表取締役会長兼社長 → 249万フォロワー
企業公式Twitter → 8.3万フォロワー
SHOWROOM
前田裕二代表取締役社長 → 23.6万フォロワー
企業公式Twitter → 16.2万フォロワー
フォローしている広報が多い「企業の公式Twitter」
企業の公式Twitterでも人気のあるアカウントは「人格」がにじみ出ているものが多いと言えそうです。
考えてみればそうですよね、人格があまり感じられず企業情報を一方的に流しているだけならホームページで事足りますよね。
企業広報の多くがフォローしている企業公式Twitter事例
SHARP シャープ株式会社(@SHARP_JP)
企業公式Twitterの成功事例としてもよく取り上げられ、64万人のフォロワーをもつシャープさん。
プロフィールに「いただいたリプにはできるだけ反応します。このアカウントのツイートは、スクショだって好きなだけどうぞ。」と親しみを持てるコメントも。人格を感じられる人気アカウントです。
株式会社タニタ(@TANITAofficial)
30.8万のフォロワーを持つタニタさん。
プロフィールに書かれている「好きなもの:馬刺し」がめっちゃキニナル。。。
タニタさんはTwitterだけではなく、以前より広報PRに力をいれていらっしゃり、企業広報さんたちは、当然そのことも知っているはずなのでフォローしている方も多いのかもしれませんね。
参考にしたい「企業の公式Twitter」
企業広報さんがフォローしているアカウントから見つけられ、参考にしたい企業の公式Twitterをご紹介します。
①文房具メーカーの「キングジム(@kingjim)」
今年3月には「寄り添うツイッター」を出版。
社長の一言から、右も左もわからない手探り状態でTwitterをはじめ、36万フォロワーになるまでの変遷が書かれています。
キングジムさんはこのTwitterで社名の認知を上げようとか、商品を買ってもらおうと思っているのではなく、フォロワーとのコミュニケーションを楽しみ、キングジムを好きになってもらえるような運用をされています。
まさに「広報/PR」の考えで運用されているので、企業の広報担当者は学べる要素が多いアカウントだと思います。
②「井村屋(株)公式アカウント(´∀`) (@IMURAYA_DM)」
2月22日の「猫の日」には、前述のシャープさんやタニタさん、キングジムさんと一緒に、企業名に猫の鳴き声を入れたり、アイコンに猫を取り入れたりと、ユーモアあるTwitterを運営しています。
【こんな時こそ】猫が紛れ込んでる!企業の遊び心にほっこり。
https://www.buzzfeed.com/jp/rihotakatsuto/cat-day-20200222
他社とのコラボレーションにも積極的な井村屋さん。
話題作りの参考にできそうなアカウントの一つです。
企業広報同士はフォローしあっているケースが多い
企業広報さんのフォロワーやフォローしている人をちょこっとのぞき見させてもらうと、企業広報さん同士は結構フォローしあっているようです。
1人広報さんも少なくないので、Twitterは横のつながりを築けるツールの一つかもしれないですね。
「私もいろいろな企業広報さんのTwitterをフォローしたい!」という方、こみほっぺがフォローしているアカウントをのぞき見てください。
株式会社コミュニケーションデザイン(@pr_cd)
これが一番手っ取り早く企業広報さんを探せる方法だと思います♪