【元出版社勤務PRパーソン】が教えるメディアリレーションの3つのコツ

「おっ!できるPRパーソン!」と感じてもらえるメディアリレーションのコツを3点ほどご紹介します。

メディアリレーションの3つのコツ

1)編集者や記者との「共通点」を探ろう

そもそもメディアリレーションするネタがしっかりしていないと、情報提供は難しいものですが、せっかくアポイントがとれた場合は、メディア担当者に胸襟を開いてもらうためにいくつかもコツが必要です。おすすめは、事前に訪問するメディア担当者のインタビュー記事などにあるプロフィールなどを見つけることです。

共通の趣味、関心などがあった場合、話題とすると、関心をもって訪問してくれているなと認識され、他のPRパーソンにちょっとした差をつけることができます。

最近は大手メディアのオウンドメディアで、リクルーティング向けのWEBサイトで人柄やバックグラウンドがよくわかるインタビュー記事などを読めることがあり、親近感を持ってメディア訪問することもあります。
                       

2)「署名記事」を読んだ感想を準備

基本中の基本ですが、どんなに時間がなくても訪問前の電車やタクシーの中だけでも、「署名記事」をチェックしておきたいものです。そして記事の感想を一言二言話すだけで担当者との距離感がぐっと縮むことは私は何度も経験があります。

「媒体分析」「記者さんの専門の割り出し」が、やっぱり成果を出すのに一番の近道です。メディア露出したいクライアントの業種の日経テレコン、グーグル検索、グーグル>ニュースなどで記者さんの名前ストックしておきたいものです。

3)「企画提案」を必ず

プレスリリースだけではなく、訪問する媒体の特集やコーナーを分析したうえで、オリジナルの「取材企画書」を作成・持参しましょう。忙しいメディア担当者にとっては、企業のサービス内容そのものであるプレスリリースよりも、自分のメディア向けのフォーマット、タイトル、企画などにはまっている「取材企画書」を持ってきてもらえることは大変助かるはずです。

そのことによって、よく「媒体研究」をしているなと思われれば、今後のリレーションが非常にやりやすくなります。個人的にも、ここをしっかり提案することが、メディアから信頼され一番重要だと考えています。

まとめ

 
忙しいホントに忙しい編集者や記者も人間です。パーフェクトなメディアリレーションを毎回実現することは、なかなか叶わないかもしれませんが、できるだけ丁寧に信頼感を得られるようなメディアリレーションを心掛けたいものですね。