みなさんはリリースを作成する際、どのような点を意識していますか?
メディアに取り上げてもらうためには、自社の商品やサービスの価値や魅力が伝わるリリースでなくてはなりません。
しかし、初めての時は特に、どのようにリリースを作成すればいいか悩んでしまいますよね。実は私もPRの初心者で、リリース作成の時はいつも四苦八苦しています。
そこで、今回は広報初心者に向けた、リリース作成に意識すべき基本的なポイントをご紹介します!
広報熟練者の方も確認の意味で、最後までご覧いただければ幸いです。
■ポイント①:「なぜ今」とりあげる必要があるのかを示す
メディアはつねに、世の中にとって「今」発信する価値のある、ニュース性の高い情報を求めています。
そのため、企業の発信したい情報を詰め込んだだけのリリースにはなかなか目を向けてくれません。
メディアの興味を惹くためには、世の中ので話題になっている社会問題やトレンドを示したうえで、自社の商品や サービスがそれらに対してどのような影響をもたらすかを説明しましょう。
また、補足として、リリースをメディアに発信するタイミングも非常に重要です。
例えば、ベタではありますが季節や、「今日は何の日」に合わせてリリースを発信することも、「なぜ今」かを示すためには効果的です。メディアに取り上げてもらえる可能性をぐっと上げるためにも、リリースの発信タイミングについてもよく考えてみてください。
■ポイント②:「なぜそれを」とりあげる必要があるかを示す
ポイント①でも述べたとおり、自社の商品やサービスが、社会問題やトレンドに対してどのような影響をもたらすかを、わかりやすく説明することが重要です。
自社のサービスが社会問題に対する「解決策」の一つであることや、商品が「トレンドの中心」の一つであることを示すことができれば、それは社会的意義のある情報となり、メディアの求める情報となります。
ただしここで、注意が必要なのは自社の商品やサービスだけはなく、競合他社の情報も載せることです。
自社の情報だけを載せてもそれは広告と同じになってしまうため、あくまで、いくつかある解決策やトレンドの一例、という見せ方をしましょう。
さらにここで、競合にはない自社ならではの特徴や強みをうまく打ち出し差別化を図ることができれば、よりメディアの興味を惹きつけることができます。
■ポイント③:裏付けとなるデータを用意する
①と②の情報をうまく示すことができたとしても、その情報が信ぴょう性に欠ける場合、メディアは間違った情報は発信できないため、せっかく良い情報であっても見送られてしまう可能性が高くなります。
そのため、第三者機関の調査データや事例を掲載することで、①や②の情報に説得性を持たせましょう。
客観的な事実やデータをしっかり用意することができれば、メディアに取り上げられる可能性は飛躍的に高まります。
①~③をふまえた上で、当社の過去事例をご紹介いたします。
◇担当した企業: 人材研修会社
◇発信したい情報:新入社員研修や若手社員向けの研修事業
◇「なぜ今」: 若手社員の離職問題
◇「なぜそれを」:若手社員の離職問題の解決策となる、新入社員や若手社員向けの研修
◇「データ」: 学生を対象にした若手離職問題に関するアンケート・取材データ
※実際に、テレビ番組、全国紙、週刊誌、ビジネス誌などあらゆる媒体で取り上げられました。
より具体的な詳細が知りたい方は当社までお問い合わせください。
いかがでしたでしょうか。今回はあくまで、広報初心者に向けて、ごく基礎的なポイントをお伝えしました。
記事の中では大きく3つのポイントをご紹介しましたが、もちろんその他にもメディアを振り向かせるためのコツはたくさんございます。
メディア露出につながるようなリリースをうまく作成できない、などの悩みを抱えている方がいましたら、是非当社に一度ご相談ください。