広報塾

新型コロナ対策の中、PR効果の高いプレスリリースとは?

新型コロナウイルスの感染拡大により、政府から4月上旬に緊急事態宣言が発令されるなど、多くの皆さんが外出自粛下にあります。日に日に新型コロナウイルスの影響が拡大していく中、テレワークも含め在宅勤務を推奨する流れは、大企業のみならず中小・ベンチャー企業にも広がってきています。

このような状況下、企業の広報活動やPR活動では3月以降、特に強い傾向が見え始めました。
「新型コロナ」に関連する内容を記したプレスリリースの配信増です。今回、特にPR目線で好例と思われるプレスリリースの活用事例をご紹介します。

PR目線で好例と思われるプレスリリースの活用事例

いま現在、全く収束の兆しを見せない「新型コロナ」ですが、企業の発信するプレスリリースには、この事象に関連した内容のプレスリリースが急速に増えています。プレスリリース配信のサービス会社が公開しているキーワードランキングを見ると、ランキングの上位から「新型コロナウイルス」「コロナ」「テレワーク」「リモートワーク」「オンライン」「在宅勤務」といったワードが並び、これらが多くの割合を占めていることが分かります。

プレスリリースには、世の中の時流に則した内容を記載することも多いため、配信のタイミングや内容をウォッチすることで、各企業の対応の様子をうかがい知ることが出来ます。プレスリリースの配信は広報活動の端緒な例ですが、世間の関心の高さを気にするあまり、強引に「新型コロナ」のキーワードを入れた残念なプレスリリースも健在します。

先述した通り、すでに「新型コロナ」という文言を含むリリースは配信過多になりつつある状況なので、リリースの配信だけでPR効果を得ることは難しいと思われますし、安易に「新型コロナ」に関連した文言を使うことで、炎上などのリスクを負う可能性もあります。やはりネガティブな要素が含まれる文言ですので、十分に注意してプレスリリースを作成、配信する必要があります。

そんな中、新型コロナウイルスの情報を絡めた内容でメディアに着目されたプレスリリースもありました。共通するのは、「アンケート調査」です。緊急事態宣言後、外出自粛要請や在宅勤務によるライフスタイルの変化により、健康意識や消費意識に変化があらわれたという内容です。これらのアンケート調査結果によって得られた新たなファクトを元に、プレスリリースを配信しています。

メディアに着目されたプレスリリース

FiNC総研

新型コロナウイルス感染症対策により おうちフィットネスの需要増加・健康意識向上の調査リリースを公開
https://company.finc.com/news/13914

リンクアンドコミュニケーション

“コロナ太り”急増!?体重を記録しない人は約1kgの体重増加
新型コロナウイルス流行下での生活習慣の変化を調査
https://www.linkncom.co.jp/news/press/264/

母の日.me

2020年の「母の日ギフト」トレンド予測を発表。
「巣ごもり消費ギフト」に注目
https://hahanohi.me/news20200420/

まとめ

いずれも注目したいのは、関連キーワードの活用です。
「おうちフィットネス」「コロナ太り」「巣ごもり消費」といった、このタイミングだからこそ着目される関連ワードをリリースのタイトルなどに引用し、一般的に興味関心を引く内容となっています。

この事態がいつまで続くのか?予測の出来ない新型コロナウイルス感染症ですが、さまざまなアンテナを張りながら状況を正しく判断し、企業としてできる広報活動を迅速に行う。このような対応が広報には求められています。

現在、各メディアにおいてもテレワークの導入や在宅勤務が進んでいる状況で、各記者の方々へ情報を届ける手段は限られています。こうした中、世の中の流れを精緻に読んだプレスリリースの配信という広報活動は、継続的に行う必要があると考えます。

取材獲得につながるプレスリリースの相談など、いつでもご相談に乗りますので、お気軽にご連絡下さいませ。