こんにちは。
突然ですが、人の顔を覚えるのは得意ですか?
街で声を掛けられたものの、
「えーっと、誰だっけ?仕事の知り合い?同級生?」
このように、戸惑った経験ありませんか?
ひやりとした記憶がある方も、
いらっしゃるかもしれません。
PRの第一歩も覚えてもらうこと。
あれ?名前なんだっけ?という人に、
好意を持ったりしませんよね。
会社や商品・サービスも同じです。
TVCMを頻繁に行っている商品や会社は、
やはり知らず知らずの内に、
消費者の脳裏に焼き付いています。
それはコンタクトポイントが多いから。
毎朝通勤電車で見る人は、
話したこともないのに、顔を覚えていたりしますしね。
TVCMは出来ない、毎日メディアに登場するのは難しい、
でも会社名を言われて、
「えーと、何の会社だっけ?」と言われないために
1つ、本日気にとめておいていただきたいこと。
それは・・・「一貫性のあるメッセージ発信」
某アナウンサーは、
新人時代、プロのヘアメイクさんにセットしてもらえるのが嬉しくて、
髪型をころころと変えていたら、
「あなたの仕事は、視聴者の方に覚えてもらうこと。
同じ髪型でテレビに出た方がいい」
と先輩アナウンサーに注意されたエピソードがあります。
確かに、毎日色々な髪型をしている女性より、
毎日同じような髪型をしている女性の方が覚えやすいですよね。
私の好きなある著名人は、
どのコラムでもインタビューでもブログでも書籍でも、
ブレないメッセージを発信しています。
彼女は、自分が求められていることが分かっているんですね。
会社や商品のPRも一緒かな、と思います。
例えば、株式会社本林があったとしましょう。
「株式会社本林は、美容商品を売っています」
「株式会社本林は、海外進出のお手伝いをしています」
「株式会社本林は、営業力提供をしています」
「株式会社本林は、飲食店をオープンします」
「株式会社本林は、業務用工業製品の販売を行っています」
と、あなたがメディアや口コミ、営業マンを通して、
株式会社本林に出会うたび、
違うことを聞かされたらどう感じるでしょうか?
「株式会社本林です。」とどこかで出会っても、
「えっと、何の会社なんだっけ?」となってしまいかねません。
広報をしたいとお考えの方に会うたび、
色々と打ち出していきたい側面が多いのは、よくあること。
1つ1つに思い入れがあって、
自負があるものだからこそ、でしょう。
「社員教育はちょっと他社とは違う」
「本業も好調だけど、新しい事業分野にも挑戦している」
「オフィスは自慢なんだ」
打ち出したいメッセージは沢山あるかもしれません。
でも、まだ会社の認知度はいまひとつ・・・
そんな時は、
一貫して同じメッセージを発信しつづけることが重要です。
「株式会社本林です」と言った時に、
「ああっ!“あの”営業力の会社ね」
と代名詞がつくようになったら、こっちのもの。
やっと意外性とギャップを見せつけるチャンス。
「実はこんな事業もやっています、社員教育も凄いんです」
と発信していけばいい。
情報の種類は多ければ多いほど、
受け手は混乱し、大事なメッセージが埋もれてしまいます。
「最近色々な場所で聞くよね。で、結局何の会社?」
となってしまっては、
せっかくのメディア露出も水の泡になりかねません。
某アナウンサーのように、
ドレスも、スーツも似合うけれど、
アップスタイルも巻き髪も似合うけれど、
ぐっと我慢して、同じスタイルで登場しつづける。
これも、認知度向上の近道の1つです。
まず何を発信すればいいか分からない、
そんな時はお手伝いさせていただきますので、
ご相談下さい。
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