同サイトでも広報手段の一つとして、度々「寄稿」について紹介させていただいていますが、「提案したのに採用されなかった」「寄稿の機会になかなか繋がらない」こうした悩みを抱える広報担当者も少なくありません。
AIの進化により情報発信は格段に容易になりましたが、その分、メディアはより『信頼性』と『独自性』を重視するようになっています。
本記事では、2025年最新版として、寄稿依頼につながる記事テーマの見つけ方と、企画提案時に注意すべきポイントを解説します。
① AI時代の中だからこそ専門性の高い記事が求められる理由
AIツールの進化により、誰でも短時間で情報まとめ記事が作れる時代になりました。
しかし、量産型の記事は読者の共感を得づらくなっているのが現状です。
こうした背景から、多くのメディアが「専門家による一次情報」「現場の知見」など、AIでは再現しにくい“深み”や“独自性”を重視するようになっています。
ここで言う“深み”とは、現場での経験に裏打ちされた具体的な知見や独自の視点のことで、“独自性”とは他では得られない切り口や情報を意味します。例えば、自社ならではの実務ノウハウや、専門家ならではの洞察が該当します。
特に、次のような視点がメディアから求められている傾向があります。
例:弁護士による法改正の実務的な影響解説、医師による最新医療技術の現場レポート
・専門家だからこそ読める業界動向やリスク
例:税理士による制度改正の裏読み、経営者目線での事業リスクと対策
専門性を「自分視点」でとどめず、「読者にどんな価値をもたらせるか」を意識した企画設計が、寄稿につながる重要な要素になります。
➁【業界別】2025年に注目される記事テーマのトレンド5選
2025年は、各業界ごとに次のようなテーマに編集部の関心が集まると予測されます。
寄稿ネタ選びの参考にしていただけますと幸いです。
特に「社会の変化」と「専門的視点」の掛け合わせは、読者の関心と編集部のニーズの両方に響きやすい傾向があります。
テーマの切り口に悩んだら、「読者は今何に迷っているか」から出発点にすると良いでしょう。
➂ 企画提案で失敗しないための注意点
最後に、寄稿につながる「採用されやすい企画提案」と「避けたい提案例」を整理します。
・単なる商品・サービス紹介
→広告色が強すぎる場合
・テーマが広すぎる/抽象的すぎる (例:「最新のマーケティングトレンド」など)
→専門性が乏しく、他の記事との差別化が困難
・編集部の過去記事と被っている
→事前リサーチを怠るとNGになりやすい
・「誰に」「何を」届けたいか明確にする
・「今なぜこのテーマか?」を時流と絡めて説明
また、編集者との信頼関係を築くことも重要です。
自社サイトやnote、X(旧Twitter)などで日頃から専門性ある発信をしておくことで、「この人(または企業)に寄稿を依頼したい」と編集部に思ってもらえるような存在感を築くことも重要です。
【まとめ】
寄稿につながる企画提案には、「メディア視点」と「読者の関心」の両方を意識することが不可欠です。2025年のトレンドを踏まえてテーマ選定を工夫し、具体性のある提案を心がけましょう。
【ニックネーム】青いライオン
【これまで担当した業界】出版、士業
【趣味】サッカー観戦(代表戦、プレミアリーグ)、サウナ、お笑い
【プチ自慢】わんこそば102杯食べたことあります
多くご相談いただく内容とその解決方法をホワイトペーパーにまとめました。
PR切り口の考え方|メディアリレーション方法|広報KPIの考え方【無料ホワイトペーパー】
当社では新たなメンバーを募集しています!
PRコンサルタントとして活躍したい方はぜひご応募ください。
採用情報|PRの力で「社会問題」を解決する