広報PRを担当する方にとって、世の中の動向やトレンド情報をキャッチすることは大切な業務の一つです。しかし、流行は日々変化し、様々なメディアから情報が発信されているため、どのようにトレンド情報を入手すればよいかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、オンラインやネット上でトレンド情報を見つけるときに活用できるツールをご紹介いたします。是非、ご参考にしていただければと思います。
(1)Googleトレンド
Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP)は、キーワードの検索回数の推移がわかるサービスです。毎日の検索トレンドや急上昇キーワードを閲覧することができます。
リアルタイムの検索トレンドでは、関連ニュースや関連キーワードも表示されるので、ユーザーの関心の高い事象を確認することができます。
また、地域や期間を指定したキーワードの検索推移をみることもできるので、過去のトレンドと比較することもできます。
(2)公式のマーケティングアカウント
TwitterやInstagramでは、公式のマーケティングアカウントがあり、様々な情報を発信しています。Twitterのマーケティングアカウント(@TwitterMktgJP)では、Twitterの最新情報やビジネスで効果的なTwitter活用事例、キーワードごとの会話量推移グラフなどを公開しています。
ここでお勧めしたいのが、3か月ごとに発信される「モーメントカレンダー」です。
○○の日などの記念日や、大きなスポーツ大会やイベント情報、季節ごとの事象がカレンダー上で確認することができます。また、前年度のTweet分析もされており、その月に盛り上がる傾向がある話題を知ることができます。変動が激しいTwitterの動向を一目で見ることができるので、是非チェックしてみてください。
(3)LINEリサーチ
「LINEリサーチ」は、LINEが市場調査を行いたい企業向けに提供しているサービスですが、LINEリサーチによる自主調査「リサーチノート」(https://research-platform.line.me/)も公開しています。
例えば、「若者の流行調査」は四半期に一度全国の15歳~24歳の男女を対象に、最近の流行について自由記述形式で調査しており、流行の最先端をいく若者の志向を確認することができます。また、旬の話題やエンターテイメント性のあるテーマをランキング形式で調査する「今の気になる!ランキング」や、「みんなが使っている」という空気感を調査し、将来の流行を予想する「流行予想」など様々なカテゴリーで調査を行っています。
LINEユーザーを対象にしたアンケート調査なので、モニター数が多く、また、調査慣れしていないフレッシュなモニターが多いことから、一般生活者のリアルな声を見ることができるサービスです。
LINE以外にも、様々な企業が調査リリースを出しているので、「知りたいキーワード_調査リリース」などで検索してみてください。調査リリースでは、年代や性別とカテゴリーを組み合わせた調査を公開しているので、世代間、男女間でのトレンド情報を確認したい際に、活用してみてください。
最後に
以上が、オンラインやネット上でのトレンド情報を見つけるときに活用できるツールです。
他にも、ニュースサイトや新聞・雑誌などの紙媒体、テレビでも情報収集することができます。媒体やツールごとにトレンドが違う場合もあるので、複数の媒体やツールを使ってトレンドを調べると、包括的な情報を入手でき、トレンド分析も行いやすくなりますので、是非参考にしてくださいませ。
【ニックネーム】泣きぼくろ
【これまで担当した業界】食品・医療・出版社
【趣味】ライブに行くこと。月に1度のペースで参戦しています!
【プチ自慢】実はY字バランスができます。