PRプランナーという資格で選ぶ

こんにちは。
比較的参入障壁の低いPR業界。
クライアントの立場でいらっしゃる、このメルマガ読者の皆さんは、
PR会社に業務発注の際、どのような基準で発注先を選ばれているでしょうか。
候補となるPR会社の「実績」や「担当者の人柄」、「料金」など
様々な視点で検討されると思いますが、
新たな“検討視点”として、候補のPR会社に
「PRプランナーがいるかどうか」を加えてみてはいかがでしょうか。
“自称”のPRプランナーは数多くいると推測されますが、
ここで私が挙げているのは、
業界団体である社団法人日本PR協会(PRSJ)が正式に認定する
PRプランナーのことです。
http://pr-shikaku.prsj.or.jp/
申請すれば誰でもなれるようなものではなく、
1次から3次までの試験と最終面接で構成される、
4段階のステップをクリアしなければなりません。
試験の範囲は多岐に渡り、
PR、IR,マーケティング、危機管理、CSR、インターネット、
ブランド戦略、時事などについての知識・理解度を問われたり、
3次試験ではニュースリリースの作成や、PR計画書の作成も行います。
全ての試験をクリアし、
晴れてPRプランナーに認定される“合格率は”68%とのこと。
狭き門ではありませんが、それなりに充分な知識と実行力が無ければ
合格できないものです。
ではなぜ、PR会社を選ぶ際の検討視点に
「PRプランナーの存在」を加えると良いのでしょうか?


PR会社に求められている大きなポイントは、
クライアントの商品やサービスに関する
“パブリシティ露出を獲得できるかどうか”だと思います。
PR会社である以上、
マスコミ関係者との人脈は多かれ少なかれあることは間違いなく、
ある程度のパブリシティ露出を獲得することはできるはずです。
しかし、昨今の社会情勢を鑑みると、
闇雲に商品やサービスだけのパブリシティ露出を獲得しても、
クライアント企業の業績に直結しないことが多々あるのも事実。
つまり、
単なるマスコミ関係者との人脈のみ(もちろん必要ですヨ)で、
商品やサービスのパブリシティを獲得しても
世の中を動かすことは出来ないのです。
PRという手法でクライアントにとって利の有る成果を出すには
CSR、マーケティング、ブランディング、時事ネタなど
様々な視点から世の中を俯瞰し、戦略的なPRストーリーを立案した上で、
PRを実行する必要があります。
そんな状況下、PRSJ認定のPRプランナーは、
様々な知識や理解、実行力も問われた上で
「知力・能力がある」ことが認定されていますので、
“単なる商品・サービスのパブリシティ獲得”以上のことが
期待できると言えます。
もちろん「PRプランナーだから何でも出来る」という訳ではありませんので、
PR会社を選定する上での、あくまでも“検討視点の一つ”ですが、
クライアントの皆さんがPR会社に相談する際に、
PRプランナーの存在について、試しに聞いてみてください。
つい先日、私と一緒に仕事をしている女性社員が、
私の洗脳の成果(?)か、4つのステップをストレートにクリアし、
PRプランナーに見事認定され、
当社にも新たなPRプランナーが誕生しました。
ちなみに・・・・ですが
もちろん私も途中段階で一度も落ちることなく、
PRプランナーに認定されています。

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