こんにちは。
今年も9月15日より、
「ゆるキャラグランプリ」の投票が開始されましたね。
ゆるキャラグランプリは、全国のゆるキャラの頂点を決める大会で、
2011年度は348体の中で熊本県の「くまモン」が優勝し、
様々なメディアで取り上げられ、大きな話題になりました。
当社は2011年度の熊本県首都圏広報強化業務を受託し、
私はくまモンと一緒に熊本県をPRする活動をしていました。
くまモンはゆるキャラグランプリ優勝前から既に人気者で、
恵比寿でサイン会を開催した時はファンの方が集まり、
100名の整理券があっという間になくなるほどでした。
そんなくまモンが全国的な知名度を獲得するきっかけになった、
プロモーションの成功事例を後半では紹介します。
まず、くまモンを知らない人のために、簡単にプロフィールを紹介します。
2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれたキャラクターで、
生まれは熊本県、誕生日は3月12日、仕事は公務員、得意技は
くまモン体操、性格はやんちゃで好奇心いっぱいと、様々な設定があります。
ここまでは、どこのゆるキャラでもある設定です。
では、なぜ人気になったのでしょうか。
私は、くまモンが人気になった理由のひとつには、
O2Oプロモーションの成功が大きいと思っています。
O2Oは「Online to Offline」の略で、ネット上(オンライン)から、
ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことです。
くまモンはこのO2O駆使して、WEB・リアルでの話題化に成功しています。
その中でも、「大阪でのくまモンを探せ」キャンペーンは、認知UPに貢献し、
全国的な人気のきっかけになったO2Oプロモーションの成功例だと思います。
その内容は、くまモンが大阪出張中に失踪、熊本県知事がWEB上で
緊急記者会見を開き、ツイッターでの目撃情報の投稿を呼びかけました。
失踪中のくまモンを発見した大阪の人は、ツイッターに目撃情報を
投稿してくれ、リアルな話題がネットで拡散していきました。
WEBとリアルでの話題化を連動させた、とても上手なプロモーションだと
思います。
その緊急記者会見は、下記URLでみることができます。
http://kumamon.jp/k/fin/#play
ゆるキャラを普及させるためには、予算がない中で効果を最大化させる、
O2Oプロモーションは欠かせません。
もしゆるキャラをPRする機会があったら、ぜひO2Oの施策を取り入れて
みて下さい。
詳しくO2Oについて知りたいという方がいましたら、
ゆるキャラ担当の五十嵐までお問い合わせください。
それでは、また来週。
コメントを残す