地方の記者クラブにもリリース配信をお忘れなく!

年が明けたと思ったら、あっという間に2月も中旬になって
しまいましたね。
みなさま、お変わりないでしょうか。
私の周囲ではインフルエンザやノロウイルスが流行っている
ようです。
春までもう少しの辛抱。
みなさまもご自愛くださいませ。
さて、私は1月末にクライアント様の記者発表会があり、年明け
からそちらの準備に注力していました。ニッチなテーマではあり
ましたが、最終的に20人ほどの記者さんにお集まりいただき、
無事に終了しました。
チームの一員として記者発表会の仕事を担当したことはありまし
たが、今回は自分がメイン担当でしたので、苦労も多かった分
非常に学びになりました。
その中でも、特に学びになったことをご紹介させていただきます。


◎ご案内状・リリースの発送は、本社所在地の記者クラブにも!
今回の発表会はニッチなテーマでしたので、ご案内状・リリースの
送り先も専門紙誌がメインとなりました。
また、福祉関係の話題でしたので厚生労働省の記者クラブや厚生
日比谷クラブにも投げ込みを行いました。
その他、忘れてはいけないのが企業の本社所在地にある記者クラブ
です。
私のクライアント様は東海地方に本社を置いていますので、地元の
経済記者クラブにも投げ込みを行いました。
記者クラブへの投げ込みのルールは、各記者クラブにご連絡すれば
丁寧に教えてくれます。特に遠隔地で自分では直接投げ込めない
場合は、事情を話して一番良い方法を幹事社のご担当者様とお話し
するのが一番です。
また、東京の記者クラブにもご案内状やリリースを送っている場合
には、重複を避けるためにその旨を一筆添えましょう。
今回は結果的に、地方記者クラブへの投げ込みがきっかけとなって、
日経新聞の地方版に記者発表会の模様が掲載されました。
さらに後日、同じ内容が日経産業新聞にも掲載されました。
省庁の記者クラブに投げ込みを行うだけでなく、地元の記者クラブ
へのアプローチも大切だと学びました。
◎掲載紙の活かし方
すでにうまく活用されているかもしれませんが、掲載が確認でき
ましたらそれを自社ホームページに載せたり、紙面をコピーして
関係会社や営業先に配布しましょう。
例えば日経新聞に自社に関する記事が掲載された場合、その記事を
活用したければ日経新聞法務室に記事利用申請をする必要が発生
します。
webサイトリンクなら1年間で21000円(税別)、紙面のコピーを
取る場合は1000部で5000円弱の使用料をお支払すれば承認を得る
ことができます。これで掲載を有効に活用することができます。
記者発表会は、事前準備から当日の運営、その後のフォローまで、
非常に負担の多いイベントです。しかし、企業のメッセージを直接
記者に訴えかけられる、非常に貴重な機会となります。
たとえ小さなニュースやニッチな話題でも、できる限りこういった
機会は設けて、自社のメッセージを積極的に発信していくことが
大切だと感じました。
記者発表会でお困りのことがある。記者発表会をご検討している。
読者の皆様の中にそういった企業様がいらっしゃいましたら、
ぜひ弊社にご連絡ください。
精一杯、ご相談に乗らせていただきます。