現場社員と広報部の距離感がメディア露出に与える影響とは?

こんにちは。
当社は、メーカーや医療関係、保険関係など
様々な業種のクライアントとお付き合いをしていますが
業種関わらず、PRの成果を出しやすい企業には
ある一つの共通点があると思っています。
その共通点というのは
「現場社員と広報部の距離感が近い」ということです。
新商品や新サービスのリリースに際して必要な
基本情報は、もちろんどの企業の広報担当者も持ち合わせています。


しかし、現場との距離感が近い広報担当者は
基本情報だけではく、現場社員から聞いた開発秘話や少しニッチな話題など
通り一遍等ではない情報を持ち合わせているケースが多いと感じています。
そういう広報担当者の話は、メディアももっと聞いてみたいと思うもので
必然的に、記事化の確度も高まります。
また、現場との距離感が近い広報担当者は
社内からPRネタを発掘するのが非常に上手で
いつも何かしらメディアに発信する情報を持ち合わせています。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」
という名言がありますが、広報もまさに「現場を知ること」が
PRネタの発掘に非常に役立ちます。
とはいえ、企業は大きくなればなるほど
広報担当者だけで現場から情報を収集するのは難しいもの。
そういう時にオススメなのが、各事業所から定期的に
PRできそうな話題を送ってもらうという方法です。
広報担当者も知らなかったような面白いPRネタが
上がってくることもあります。
私がお手伝いしている企業もこの方法を採用してから
飛躍的にメディア露出量が増えました。
さらに、現場社員たちも自分たちの出したPRネタでの露出が増えると
より積極的にPRネタを送ってくださるようになるという好循環が生まれ
日に日に「広報体質な企業」に近づいていくのがわかります。
「PRネタがなくて困っている」あるいは「メディアへの情報発信回数を
増やしたい」とお考えの方は、是非『現場力』にも頼ってみてはいかが
でしょうか。