“そそられるコピー”をつくる基本

こんにちは。
まだまだ寒さ厳しい毎日ですが、あっというまに2月。
今年度もあとたった2か月。
時間が過ぎるのは本当に早いものですね。
入社2年目が終ろうとしている私は今、
改めて、基礎を重んじる大切さを感じつつあります。
その中でも近頃意識していることが一つ。
それは“コピー力を磨くこと”です。
プレスリリースやメディア向けの企画を作成する際、
最も大切なのはコピー(タイトル)と言われています。
PRの基本中の基本ですよね。
プレスリリースで取材を獲得できるか否かは
コピーで8割が決まる、という人もいます。
「毎日大量にリリースが送られてくるから、基本的には
タイトルしか読まないよね」なんて言う記者もいたりします。
「せっかく大変な思いをして書いているのに!!!」
とお思いの方も多いことでしょう。
(私も思いました)
では、どのようなコピーをつければ、
メディアの目に止まる、“そそられるコピー”になるのでしょうか。
後半では、コピー作成の基本を改めて、お伝えしようと思います。


メディアが取り上げたくなる、“そそられるコピー”を作成するには
たくさんのテクニックがありますが
今日は3つのポイントを紹介したいと思います。
①世の中の“今”に、どんな価値提供ができるのかを表現する
リリースしたいネタが世の中の“今”に、どんなふうに役立つのか。
それを一言でわかりやすくまとめることがポイントです。
たとえば今なら「花粉対策」「バレンタイン」「就職氷河期」など・・・
流行、季節ネタ、社会問題等のキーワードと絡めて、コピーをつくります。
時流と絡めるのはPRの基本ですが、改めて世の中の動きに目を向けてみると
新たな切り口を発見できるかもしれません。
メディアは常に“今”を追っているわけですから、
PRする側の私たちも、
世の中の“今”に提供できる価値が何なのかを常に意識して
情報を発信する必要があります。
②数字を効果的に利用する
数字は、ぼんやりとしたコピーの輪郭を、ハッキリとさせる効果を
持っています。
たとえば、<新機能搭載!●●システムの◆◆を改善>などと言われても
その機能もシステムも知らない記者は、
「・・・?」と、リリースを見事にスルーすることでしょう。
それが<新機能搭載で、▲▲コストを7割削減>であればとうでしょう。
「▲▲コスト」に興味がある記者ならば
“7割削減する”その機能がどんなものなのか、興味が沸きますし、
一目で、どんな効果がある商品なのかを表現することができます。
公共機関のデータ、顧客アンケート、売上の増減、シェア・・・
プレスリリースを作成する前に、
もう一度周辺情報をしっかりとリサーチしてみてください。
記者の目に留まる数字が、どこかに眠っているかもしれません。
③アプローチしたい媒体を読み漁る
「①②と手法について話していたのに、突然“読み漁る”って!」
と感じた方もいるかもしれません。
ただ、この“読み漁る”という行為がどれほど大事かを、
PRマンである私たちは日々痛感しています。
プレスリリースを作成する際はまず、
「どのような媒体に、どんな記事として露出させたいのか」をイメージし、
その媒体の類似記事を、とことんリサーチしましょう。
“そそられるコピー”のポイントは
必ず記事のタイトルに潜んでいます。
記事は、“そそりたい相手”である記者が書いているのですから。
相手をよく知ること。これが“そそられるコピー”をつくる基本です。
プレスリリースはコピーが命。
今回は基本中の基本しかお伝えしておりませんが
これらをおさえておけば、きっと“そそられるコピー”が作れるはずです!
そんなこと言われても、上手に書ける気がしないよ・・・という方。
ぜひ岩淵にご相談ください。
ここでは明かせない、秘密のポイントをお教えします。

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