茨城県の「自虐PR動画」から考える、「短所を魅力に変換するPR発想」で認知度アップ!

魅力がない、特徴がない、だからPRができない!!
と頭を抱える広報ご担当者様。
視点を変え、短所を評価してみてはいかがでしょう?
それが今回のテーマ、短所を魅力に変換するPR発想です。

まずは、茨城県の「自虐PR動画」をご紹介します。

◇茨城県ってどんな県?

茨城県は、「都道府県魅力度ランキング」(ブランド総合研究所が発表、国内1000の市区町村及び47都道府県を対象にした認知度や魅力度、イメージなど全77項目から集計)において、なんと三年連続の最下位をマークしている、所謂「魅力のない県」。

因みにトップは納得の北海道、2位は京都と続きます。

しかし、そんな茨城県のPR動画による「自虐っぷり」が非常に面白いと、話題になっているんです。

■「のびしろ日本一。いばらき県」PR動画
https://m.youtube.com/watch?v=yRApJIMpq6M

■「なめんなよ♡茨城県」PR動画
https://m.youtube.com/watch?v=n_ltUUvREEs

◇人気芸人たちによるユーモア溢れる茨城県の「自虐PR動画」。

「魅力がないところが、魅力だ!」、「最下位ということは、のびしろが一番あるということだ!」そんなメッセージを発信しています。
まさに短所を魅力に変換するPR発想から生まれたものです。

では、短所を魅力に変換するPR発想で、企業PRをしてみましょう。

短所「うちは社内の慣習・慣行が強く、なかなかイノベーションが生まれない企業だ」

魅力「うちは、社内の組織力が強く、理念がブレない安定した企業だ」

次に、自己PRをしてみましょう。

短所「自分は優柔不断で些細なことを気にするタイプだから、仕事が進まない」

魅力「自分は慎重に物事を考えるタイプだから、仕事が丁寧で確実」

いかがでしょうか?
少し視点を変えるだけで、短所は魅力に変換でき、それがPRポイントとなり得るのです。

週末のお出かけに、茨城県を候補に入れてみてもいいかな~と思った今日この頃。

(茨城県民の皆様、上からですみません)