効率の良い、アプローチ媒体の選び方

こんにちは。
空高く、すっかり秋めいてきましたね。
私はバイクに乗るのですが、真夏はアスファルトの照り返しが
キツくて、せっかく休みがあっても遠出をしにくいシーズンで
した。暑さも和らいで来たので、久々に遠出をしたいと思う、
今日この頃です。
さて、今日は露出確度の高いメディアリストの作り方について
お話しします。
皆さん会社ごとに、または商品・サービスごとにメディアリストを
お持ちだと思います。
TV・全国紙・地方紙・専門紙・雑誌・web・ラジオ…
色々な媒体にアプローチしているものの、なかなか露出できない。
このようなとき、どうすれば露出確度を上げることができるでしょうか?


露出確度を高めるための方法のひとつとして、メディアリストの精度
を上げることが有効です。単に媒体名をリストアップするだけでなく、
担当記者を特定することも非常に重要です。
その重要性について、ある記者から聞いた話を紹介しましょう。
先日、非常にお世話になっているある全国紙の記者と地方取材に行く
機会がありました。
長い道中でしたので記者の仕事について色々と聞いてみたのですが、
その際に『良いリリース・企画書の一番のポイントって何ですか?』と
伺ってみました。
私は内心、『タイトルのインパクトだ!』『リード文がわかりやすいかだ!』
というような答えを想像していたのですが、それよりも『担当者名が
書いてあることが大事』とのことでした。
というのも、その方の所属部署(経済部)にも、毎日大量のFAXが送られて
きますが、そのすべてを見ることはできません。
担当者名が記載してあるものは当然担当者に行きます。
しかし、『経済部 ご担当者様』のように担当者名が不明なものに
関しては、FAXを仕分けた人がパッと見て、何かしら使えそうな
内容であれば手元にストックし、魅力を感じなければそのまま処分されて
しまうそうです。
ここが問題なのですが、一人の記者がストックしたFAXは、他の記者と
共有されることはありません。
そのため、もし部内にそのリリースの内容通りのネタを探している
記者がいたとしても、その人の目に触れることはないのです。
そのため、担当者名を特定することが大事だと教えてくれたのです。
担当者の特定方法ですが、その良い方法としてお勧めしたいのが、
同業他社や似たような業態の企業の露出を調べることです。
「日経テレコン」などを使うのでもよいですし、ホームページに掲載
情報を公開している会社も多いので、そこから露出を確認するのでも
結構です。
新聞の場合は署名記事の場合もあるので、その場合は担当者が特定する
ことができます。また、新聞社に直接電話して聞くというやり方もあります。
ただし新聞社によっては個人名まで教えて頂けない場合も多々ありますので、
うまく聞き出す工夫が必要です。
同業他社の露出分析は非常に手間のかかる地味な作業です。
ですが、効果はあとで露出となってついてきます。
私のクライアントに寝具メーカーがあるのですが、先日、やっと
ある媒体の寝具担当者を特定することが出来ました。
その方に直接アプローチしたところ、今までは何の露出も出来な
かったにも関わらず、すぐに取材が決まったという経緯があります。

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