年明けシーズンは、広報施策にうってつけ!?この時期オススメの施策とは?

こんにちは。早いもので、新年を迎えてから早1ヶ月が経過しようとしております。
さて、年末年始休暇を含め国内カレンダーのスケジュール上では、長期休暇となる時期が幾度かありますが、実はこうしたタイミングというのは広報活動を進める上でチャンスになりやすいことをご存知でしょうか?

今回は、その理由を踏まえた上で、ぜひこの時期にオススメしたい有効な広報施策と期待できる効果についてご紹介します。

長期休暇前後は、メディアがネタ収集に飢えやすい

まず、なぜ長期休暇となるタイミングの前後は、特に広報活動にとってチャンスになりやすいのかということについて、ご説明いたします。

つい先日迎えた年末年始休暇を例に挙ますと、一般的にこの期間は多くの企業が休暇に入るため、一時的に経済・社会活動もゆるやかになります。

そして、年が明け再び社会の動きが通常へ戻る際は、企業などの活動も休止していた状態から徐々にエンジンを上げていくタイミングとなるため、まだニュースとなり得るネタとしては固まっていなく、新たなネタが生まれにくい状況にあります。

つまり、メディアにとっては経済ニュースとして取り上げるネタが少なくなりやすく、一方で、コンテンツを埋めるべく何かしら記事を書かなければならないため、とりわけ取材ネタの収集に奔走する傾向が強くなるというわけです。

上記の傾向を踏まえた上で、この時期にオススメの広報施策をご紹介します。

この時期にオススメの広報施策

▾年始インタビュー

年始ならでの名物枠であり多くのメディアが取り扱う、企業としての今年の取組みや抱負を発信する企業メッセージ枠。いわゆる経営トップによる“年始インタビュー”です。

当インタビューにおいては、多くの企業の経営トップが重んじている傾向が高いことに加えて、webメディアやSNSなどをはじめとした第5のマスメディアの影響力が高まっているなかでも、従来の4マス(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)においても、依然と影響力が高く、評価の高い発信枠として根強い人気があります。

本枠の露出によるメリットは、主に下記の点が挙げられます。

▾新たな一年の始まりに向けた企業としての宣言

新年のスタートシーズンに相応しい今年の目標を宣言する場として、昨年の振り返りや
今年の取組みや抱負に加え、今後に向けてのビジョンなど、企業としてのこれまでの歩みとこの先突き進んでいく道を明確に示すことができる。

▾周囲の関係者に対する“企業の在り方”を明示できる

消費者やステークホルダーへのメッセージとしても伝えることができ、企業としての在り
方などを明示することができる。

▾近年注目されるCSRなどへの対策にもなる

新年の始まりとなるシーズンにおいて、“会社の顔”でもある経営トップ自らの発言を行う
ことで、近年ますます重要視されるCSRや社会的意義ならびに株価などを通した企業価値
などにも影響しやすく、経営戦略の一つとしても有効に機能できる。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、直近で迎えた年末年始休暇を例に挙げ、世間の長期休暇によるメディアの動き有効な広報施策についてご紹介いたしました。

もちろん、本施策以外にもメディアのインタビュー枠は様々な切り口で展開しています。例えば、事業年度でみた新年度のタイミングを狙ったトップインタビューというのも有効です。

暦や事業年度に合わせた施策のみならず、タイミングを問わない連載形式で紹介している枠などもあるので、まずは媒体分析を行ったうえで、より効果的な施策を検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社コミュニケーションデザイン PRコンサルタント

【ニックネーム】ふじっ虎(ふじっこ)
【これまで担当した業界】歯科医、心理カウンセラー、飲料メーカー、出版、人材採用など
【趣味】ドライブ、スノーボード、フットサル、釣り、芸術鑑賞(ライブ、美術展)、猫と遊ぶ
【プチ自慢】プロOBチームとのフットサル大会の試合で、チームで唯一得点をあげたこと