こんにちは。
ブラジルワールドカップが始まり、寝不足な日々が続いております。
世の中では、多くの企業がブラジルワールドカップ絡みの限定商品を
発売し、メディアに取り上げられています。
メディアでも、企業の商品紹介に関わらず「ブラジル、ワールドカップ、サッカー、
日本の対戦国」
といった切り口で特集しているのが多く見受けられます。
メディアに取り上げられやすい環境ではありますが、
数ある商品からピックアップされるには、激戦を戦い抜かなければいけません。
今回は、ストレートに商品をPRするのではなく、
サッカーワールドカップ出場国といった時事ネタを交えながら、
調査しているニュースレターを紹介したいと思います。
そのニュースレターとは、花王MKニュースです。
このニュースレターは、世界の歯磨き事情からサッカー強豪国の実力を分析。
といったテーマで自社の製品(オーラルケアブランド「クリアクリーンEX」)の特徴
と絡めています。
簡単にニュースレターの説明をすると、
・サッカーにおいて、攻撃の際はスペースを活用し、守備の際はスペースを与えぬよ
う守る。
・歯磨きにおいて、口内トラブルを防ぐために歯と歯のすき間、歯と歯茎のすき間を
ケアすることが重要。
両者とも、スペース=すき間がとても重要。
ゆえに、サッカー強豪国は歯磨き意識が高いのでは?
といった仮説を基に、ブラジルワールドカップ出場国の歯磨き事情を調査。
※調査方法:1,000人当たりの歯医者の人数を算出。
⇒1,000人当たりの歯医者の人数が多ければ、オーラルケアの意識が高い可能性が
ある。
調査の結果として、ブラジル、スペインは歯医者数の観点から見ても、出場国の中で
も上位。
日本に関しては、歯医者数は32か国中13位ではあるが矯正治療率が比較的低い。
したがって、歯と歯、歯と歯茎のすき間だらけ。
ニュースレターの落としどころとして、
歯磨きとサッカーにおいて、「すき間=スペース」対策が重要。
歯磨きにおいて、すき間をケアすることで健全な口内環境の健康を維持することが可
能。
効率よくすき間をケアするには、『顆粒』である。リニューアルした花王の『顆粒』
入り歯磨き、
「クリアクリーンEX」なら、効率よくがすき間ケアが可能。といった内容でした。
このニュースレターは、夕刊紙(デイリースポーツ、夕刊フジ)に掲載され、
ノンストップの新聞読みコーナーでは、夕刊フジの記事が紹介されていました。
上記の事例のように、ストレートに商品をPRするのではなく、
自社の商品と時事ネタを掛け合わせた調査のニュースリリースを出すことで、
激戦から一歩抜きに出るのではないでしょうか?