こんにちは。あと1か月弱で新しい年度の始まりですね。長くPRを継続されている企業もこれからPRに本腰を入れようとしている企業もPRのKPI設定に頭を悩ませる時期かもしれません。
そこで、今回はPRの永遠のテーマと言ってもよい広告換算に代わる効果測定方法について各企業の事例を挙げながらご紹介します。PRの効果測定方法の一つとしてよく使われる「広告換算額」。決して悪い方法ではないと思っています。
ただ、プレスリリースが(記事化されるのではなく)そのままの形で転載サイトにアップされただけで、数十万の価値があると言われてもピンとこないというのはその通りだと思います。
「他社はどのような効果測定を取り入れているのか?」
気になるところではないでしょうか。
そこで、今回は広告換算以外の方法も取り入れている企業のケースをいくつかご紹介します。
各企業のPR効果測定方法
【1】PR切り口の開発件数
これは、新商品や新サービスが頻繁にローンチされず「リリースネタがない」とお困りの企業に多いと言えます。話題を発信しないことには、メディアに取り上げられることもありません。
そこで、いかに新しい話題を定期的に開発し発信できるかを指標に掲げるというケースです。
【2】ターゲット媒体への露出
「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」といった企業の価値が急上昇する経済番組への露出を目標に据える企業が意外と多いのも実情です。ただし、これらの媒体に一足飛びに露出させるのは至難の業です。
そこで、ある程度の歳月をかけ、これらの媒体へのステップを踏むPRを行っていく…というケースも多々あります。
【3】メディア露出後のアクセス数
比較的BtoC企業に多いのがテレビやWEBで放映・掲載された後、サイトへのアクセス数がどの程度伸びたかをチェックする…というケースです。
PRをブランディングというより、販促の下支えととらえる企業の場合、どうしてもPRが売り上げにどう貢献したかを測る必要があるためこういった手法が採用されることも多いといえます。
【レアケース】社員・従業員の反応
ある程度の露出が常にある企業の場合広告換算額も露出件数も指標には入れず、「社員や売り場の従業員がその露出にどれだけ反応したか」のみを指標にしているという企業もあります。
PRというのは、対顧客のためだけではなく“自社の社員に対して”という側面もあるのである程度継続的に露出が取れる企業の場合、こういった手法も有効だと思います。
いかがでしたでしょうか。
ご紹介したのは一例ですが、もしPRの効果測定方法に困っているという方は弊社にご一報ください。PRの目的や現在の活動状況を伺い最適な効果測定方法をご提案させていただきます。(もちろんそれを実現するPRプランもです!)
【これまで担当した業界】 スポーツ、習い事、金融、化粧品、教育、食品、人材など
【趣味】 ものづくり! 何かを作っているときは集中力がMAXに★
【プチ自慢】 眠りたい!と思った瞬間にどこでも寝られること