【テレビPR】 夏はPRのチャンス!?

今週、九州地方から東海地方の梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番ですね。
毎日うだるような暑さの日々がやってきますが、夏はテレビPRを行うにあたって絶好のシーズンでもあります。

テレビ番組に自社の商品やサービスを取り上げられるには、発信したい情報を企画化することが重要であることを以前にお伝えしましたが、この情報の企画化において重要なのが、ニュースに絡めること、そして「季節要因に絡めること」です。
夏にはこのテレビで取り上げられやすい「季節要因」がたくさんあるため、発信したい情報をうまく企画化できれば、テレビ露出の可能性を高めることができます。

それでは、夏に取り上げられやすいキーワードとは一体何なのでしょうか?

まずは何といっても「お出かけ」情報です。

多くの人が旅行やレジャーに出かけるこの季節は、テレビでも多くの「オススメお出かけスポット」企画が組まれます。
お出かけスポットといっても切り口は様々です。
「家族で楽しめるスポット」「新オープンのスポット」「無料で楽しめるスポット」、さらに自由研究のネタになりそう「学べるスポット」や「工場見学」といった切り口もテレビではよく採用されています。
地方自治体やレジャー施設、飲食店などはこの「お出かけ」キーワードでテレビ露出を実現できるかもしれません。

また、高温や冷房の使い過ぎなどで体調を崩しやすいこの季節は、「健康」情報の企画も多く組まれます。
夏バテ・熱中症・紫外線による肌ダメージ・自律神経の乱れなどの症状は、この時季ならではのもので、「ひんやりスポット」や「紫外線対策グッズ」、「夏バテ解消グルメ」など様々なテレビ露出の切り口が考えらえます。
飲食店だったら夏限定でユニークな「ひんやりグルメ」を提供してみたり、最高気温が35℃を超えた日にはお得なサービスを受けられるようにするなど、ちょっとした工夫でテレビ露出の可能性を高めることができます。

オリンピックイヤーでもある今年は、「オリンピック」や「五輪」、「金メダル」といったキーワードで何か仕掛けてみるのも効果的だと思います。

ただ、一つ注意しなければならないこともあります。
オリンピック期間中は競技結果やその日の注目競技などの情報に多くの時間を割くため、既存の企画コーナーは中止になる恐れがあります。
今回のリオ五輪は8月5日(金)から21日(日)の日程で開催されるので、この期間に記者発表やイベントを仕掛けるのは避けたほうが良いかもしれません。

以上、夏のPRキーワードについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでもPR活動の参考になれば幸いです。