こんにちは。
最近のPR手法のひとつとして「動画の活用」が改めて大きな話題となっています。
この背景には、やはりスマホやi-padなどのタブレット、そしてLTEの普及が大きく、
YOU TUBEなどの動画がストレスなく見ることが可能になったことが非常に大きいと思
います。
企業がらみの動画という事例では、やはり音楽やダンスを使ったコンテンツは、注目
を集めています。
YouTube AKB48の公式サイトで、企業とのコラボレーションによる「恋するフォー
チュンクッキー」の動画がたくさんUPされたことはご存知かと思います。
また矢野顕子作詞・作曲による伊勢丹オフィシャルソング
「ISETAN-TAN-TAN」
に合わせて約500名の従業員がダンスしたPVが大きな話題となっています。
SNS時代、社員がこういった自社の動画をどんどんシェアしていくことで、
自社の社風をさりげなくPRすることは、
今の時代、有効な手法のひとつといえるかもしれません。
また、「YouTuber」なる独自に制作した動画をYou TubeにUPして公開して仕事にして
いる人たちが注目を集めはじめています。
中でも、HIKAKIN
https://www.youtube.com/user/HikakinTV
は、SMAP×SMAPなどTVバラエティ番組に出演しているほどです。
これら「YouTuber」たちの出現は、YouTube上の広告から一定の割合を収入として得
ることができるという「YouTubeパートナープログラム」が
2011年4月に始まってからのようです。
中には、企業からの制作費で作る人たちもあるようですが、
YouTubeからの広告費で年収数千万という「YouTuber」が出現しはじめて
いることは、非常に興味深い現象です。
6秒動画「Vine」というサービスも注目されています。これは短い動画を撮影し、
Vineユーザー同士で共有したりするのに使い勝手がよさそうで、
TwitterやFacebookでシェアできるサービス。世界の登録ユーザー数は4000万を超え
ているそうです。
それから、最近、「動く高レベル・パワーポイント」制作サービスといったものも、
見かけるようになってきました。
こちらの利点は、パワーポイントなので、いったん制作した文字などを簡単に変更で
きるということです。
一見すると動画とほとんど変わりないように見えるものもあり、今後広がっていきそ
うな可能性も感じます。
ところで、動画ということを考えると、やはり広告としてのTVCMなどとの違い、
クオリティ、目的などが気になるところです。
しかしながら、PRの観点からは、PUSH型の典型である広告CMとは違って、
プル型の動画として、伝えたいことをしっかり
伝えていくというPR本来的のアプローチからの動画というのは、
今後いろいろな手法の開発の余地や効果期待できるのではないかと考えています。
もちろんすべての企業が、音楽、ダンス、面白映像を無理やりやる必要はありません
が、
単に社長や社員のスピーチ映像を、手持ちのDVで撮影するというよりは、プロの手
を借りることでより丁寧に作った映像や、
目的に応じて様々な企業のプレゼンテーションとしての動画をUPしていくことは、
PR手法として今後ますます定着していくことでしょう。
以前からずっと言われてきた自社WEBのコンテンツ化、メディア化、プル型のオウ
ンドメディアといったものが、
見込み客の新規獲得や継続、再契約などに一定の効果を出すことが少しづついろいろ
な企業でも情報公開されはじめており、
こういった動画の有効な使い方は、これからも、もっともっと考えられてくるのでは
ないかと思います。
動画PRなどでご関心のある方は、
ぜひ弊社までお声掛けください。