2022年春のラジオ改変を総おさらい

はじめに

今回はラジオの改変情報を押さえながら、ラジオPRを成功させる方法を考察していきたいと思います。
新学期・新生活、先週から社会人になったという方もいるかもしれません。
テレビ同様、ラジオもこの4月に大きな改変があります。

今回は改変多いのか

やはり気になるのが今回の改変は多かったのかどうなのかということです。
大小ありますが、新番組が始まった数を局ごとでまとめると、、

・TBSラジオ…9本
・ニッポン放送…7本(1部昇格を除く)
・J-WAVE…10本
・TOKYOFM…14本
・文化放送…17本

(著者調べ、リニューアル除く)

※参考
https://www.tbsradio.jp/timetable/
https://www.1242.com/information/271447/
https://www.j-wave.co.jp/topics/2204_program.htm
https://www.tfm.co.jp/blog/info/index.php?itemid=186365
https://www.joqr.co.jp/qr/article/47585/

個人的な印象なんですが、
・TBSラジオ
「伊集院光とらじおと」と「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜版」が終わってしまったTBSラジオですが、一番話題になっているのは「パンサー向井の#ふらっと」ではないでしょうか。

Radikoだけではなく、Youtube LIVEやTwitter LIVEでも同時生放送していて話題になっています。
首都圏のJR線や東急線に乗っている方などはドア付近のモニターで見かけている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お昼のワイドが新しくなったので、大きく改変されたイメージです。

・ニッポン放送
改変のほとんどがオールナイトニッポンのパーソナリティーの変更なので、ほとんど変更が番組自体ありませんでした。

・J-WAVE
平日のワイドの改変がなかったのですが、土日の番組が新しくなっています。

・TOKYOFM
こちらも平日のワイドに変更がほぼなかったので、個人的に改変された感は少ないです。
ただ、放送時間の短い番組がちょこちょこ始まっているのでこの数字でした。

・文化放送
一番都内にある主要ラジオ局の中で改変が大きかったのではないでしょうか。
17時45分までリニュアルを含めすべての番組が新しい番組になりました。

広報担当者として押さえておきたい番組とは

広報としてラジオを週に40時間以上聞いている著者的には、下記の番組にはゲスト枠がありそうなので注目しています。

・TBSラジオ　井上貴博　土曜日の「あ」(毎週土曜13:00～15:00)
・J-WAVE DIVE TO THE NEW WORLD(毎週土曜23:00～23:54 )
・J-WAVE NTT Group BIBLIOTHECA ～THE WEEKEND LIBRARY〜 (毎週土曜15:00～15:54 ）
・J-WAVE ARROWS(毎週日曜6:00～9:00）
・TFM　SDGs学部　ミライコード(毎週日曜日 7:00-7:30)
・文化放送　おとなりさん(毎週月～金曜日 午前8時00分〜11時00分)
・文化放送　カラフルブーケ(毎週土曜日　夜7時00分〜7時55分)

ただ、「パンサー向井の#ふらっと」～ふらトピ～はサッカー元日本代表の中澤さんや、古館佑太朗さんなどちらほらゲストに出演されている方が出てきているので、2週目以降の番組を要チェックです。

ラジオのトレンドは引き続き「SDGs」

ラジオに取り上げられやすいネタは依然として、企業が、商品が環境にいいですよみたいなテーマや社会問題に関して企業としてどういった取り組みをしているのかというのが取り上げられやすいので、テーマや企画を考える際はそういった要素があるとなおいいでしょう。

また、「DX・AI」といった新聞やビジネス誌メディアでの大テーマは、ラジオでは、なかなかが取り上げにくというのは、よく感じます。内容的に、文字メディア向きの方が理解がしやすいのかなと思います。

まとめ

ラジオ業界は4月から新番組がはじまり、4月の2週目以降はGW進行になり、とてもバタバタしていて、なかなか担当者特定やゲスト出演までに結びつけるのが難しい時期だと思います。

逆に言えば、収録などスケジュールを巻かないといけない時期なので、情報を多く受け付けたい時期でもあります。
番組分析を的確に行って、ゲスト出演などに結び付けてみてください。