≪最新≫出版ブランディング戦略

経営者、専門家におすすめする書籍PR戦略
~初版は出版社に頼らず、著者自身で突破! 覚悟と行動が、あなたのブランドを高める~

1. 初版5000部までは、著者自身で売る覚悟を

経営者や専門家にとって、書籍の出版は自身のブランド力を高める強力な手段です。
専門知識やキャリアを持つ人々が著書を通じて信頼を得ることは、ビジネス上の大きなメリットとなります。

しかし、出版後に待ち受けるのは厳しい現実。
通常ビジネス書(商業出版、カスタム出版にて、※自費出版は除く)における初版4~5000部を売り切ることが、成功への大きなハードルです。

この壁を乗り越えるためには、著者自身が「売る覚悟」を持つことが必要です。

「売る覚悟」とは何か?~出版社任せにしない~

初版5000部を目指すには、出版社や書店任せにするのではなく、著者自身が能動的に販促活動を行う必要があります。
以下の具体的なアクション例を参考にしてください。

出版社、編集者の熱意に寄るところが大きいですが、重版がかかってから、出版社の販促が動き出すかもくらいととマインドセットしましょう。
書籍の最初のヤマは、発売前2週間までのネット予約+発売1週間、1か月まででの書店売りが勝負です。

既存の人脈に必ずお知らせ ~自身のSNSフォロワーやメールマガジン読者、取引先やクライアントなどで~

これまで築いてきたネットワークを活用して本を紹介し、発売前2週間から設定されるネット書店での告知&予約をお願いしましょう。

感謝のメッセージを添えることで、購入者が増えるだけでなく、新しい支持者の発掘にもなります。

自社で出版記念イベント・WEBセミナーを開催する

出版を記念したセミナーや講演会を開き、自著を紹介する場を作りましょう。
直接的な販促活動は、参加者の興味を引き、本の販売促進に直結します。

2. 販促に有効なプロモーション戦略

書籍の認知度を高め、読者層を拡大するためには、計画的かつ効果的なプロモーション活動が欠かせません。
特に以下の3つの手法は、著者自身が取り組みやすく、成果が期待できる戦略です。

(1)書店挨拶 ~*注意*出版社に必ず事前許可を得ること~

書店は、書籍販売の要となる場所です。
特に中小規模の書店では、著者が直接足を運び、本の魅力をアピールすることで、売り場の目立つ場所に配置してもらえる可能性が高まります。

なお事前許可を出版社に得ない場合は、トラブルとなるケースが多いので、編集者を通じて必ず確認をください。

書店員に本の魅力や意義を直接伝え、相性の良い方が見つかると

• 地域密着型の書店でサイン会やトークイベントを開催

• 書店用のポップや紹介カードを自作し、設置を依頼

など書店員の支持を得ることで、書籍の売れ行きに大きな影響を与えることができます。

(2) YouTube対談

動画コンテンツは、書籍販促において非常に効果的なツールです。
特にYouTubeでは、多くの視聴者にリーチできるため、自著の内容や出版の背景を語る場として最適です。
対談者が著者である場合相手の読者もファンにできる可能性があるのが大きいです。

• 著名な経営者や専門家、インフルエンサーとの対談を実施

• 書籍の一部を切り出し、ショート動画でコアな内容を披露

• 動画概要欄に購入リンクを掲載し、購買を促進する

なども重要です。

文字を読むのはそれなりの時間と労力がかかるものですが、視覚と音声でメッセージを伝えるYouTubeは、気楽に接触できため、読者の興味を引きやすく、SNSでの拡散効果も期待できます。

(3) 大手新聞広告での顔出し

大手新聞の2面に5段または半5段広告を出稿し、顔写真を掲載することで、読者に親近感と信頼感を与えられます。

顔写真を掲載する理由
著者の顔が見えることで「信頼できうる人」と認識される効果が高まり、認知度が向上する可能性があります。過去大手新聞で取材が得られてない場合には、大きなチャンスとなるといえます。

3. 著者として財産となるパブリシティ記事

出版による最大のメリットの一つは、大手メディア(特にネットニュース)でのパブリシティ記事掲載により検索エンジン上での存在感を高めることです。

自身の名前や著書に関連するネットニュースが記事多数掲載されるようになると、自身の検索結果で、1ページ目や2ページ目に、大手メディアでのニュースが数多く占める状態を作り出すことは、著者にとって大きなブランディングとなります。

パブリシティがもたらす価値・専門家としての地位確立 ~検索結果による「第一印象」は重要な要素~

検索結果に自身の名前や記事が多く表示されることで、その分野での専門家としての信頼を得ることができます。
特に新規顧客や取引先にとって、検索結果は「第一印象」を左右する重要な要素です。

メディア露出の増加

書籍が注目されることで、テレビや雑誌、ネットニュースなどへの取材依頼が増え、さらなる認知度向上が期待できます。

デジタル資産の構築

一度掲載されたオリジナル記事やコンテンツは、長期間にわたり検索結果に残ります。
これらは「デジタル資産」として、講演依頼や新たなビジネスのきっかけを生む強力なツールとなりえます。

まとめ

書籍出版は、経営者や専門家にとって最強のブランディングツールのひとつです。
ただし、出版後何らかの成果を生み出すには、出版社任せにせず、初版4~5000部を著者自身で売り切る覚悟を持ち、書店挨拶やYouTube対談、大手新聞広告といった戦略的な販促活動を行うことが求められます。

さらに、出版を通じて得られるパブリシティを活用し、検索エンジン上での露出を増やすことで、長期的な信頼度と認知度の向上が期待できます。

出版を「ゴール」とするのではなく、新たなビジネスの「成功の起点」として活用し、積極的に行動しましょう。

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