パーソナルブランディングにおける3つのメディア露出手法

個人のブランディングや、知名度獲得のためパーソナルブランディングが関心を集めています。パーソナルブランディングとは、個人をブランド化し差別化を図ることです。「この分野のことだったらあなたに」と、指名されるような関係性を築いていくための手法で、医師、コンサルタント、ビジネス書を手掛ける作家、その他各分野で活躍する専門家にとって、非常に効果的といえます。

同じ分野でもメディアへの露出が多い専門家には、口コミ以外からの問い合わせも多くなる傾向があります。パーソナルブランディングを活用し、その分野の第一人者として認知度を高め、選ばれる専門家になれることができます。

本日は、パーソナルブランディングにおけるメディア露出の手法を3つご紹介します。

①出版による知名度UP

書籍を流通させ、知名度の向上を狙います。また、出版後は書籍PRも実施し、各メディアへ書籍とリリースを献本するというのが、通常のアプローチとなります。

新聞・夕刊紙、webメディアでの掲載を獲得することで、認知度向上を目指します。実際、このような書籍に関する掲載があった後、当該書籍がAmazonの本売れ筋ランキングにおいて、2万位台から、1,400位台に急浮上した例もあります。

②企画の持ち込みで掲載を獲得する

例えば女性誌は、企画ありきで誌面が構成されています。洋服やコスメであれば、プレスリリースの送付やメディアキャラバンにより掲載されることもありますが、サービスなどは、プレスリリースを送り企画に合うのを待つだけでは、なかなか掲載につながりません。

そこで、20~30代前半の女性にもメンタルコーチに興味をもってもらうべくPRを展開した際は、ターゲットとなる女性誌に企画書を用い、メディアアプローチしました。女性誌でもメンタルコーチを取り上げやすいよう、単にメンタルや心理の特集だけでなく、「自己肯定感メイク」といった意外性のある企画を提案し、特集で掲載を獲得することができました。

このように、媒体特性を加味した企画書を作成しアプローチすることで、プレスリリースだけでは獲得できなかったであろう露出につなげることもできます。

③Webメディアでの連載獲得

Webメディアで連載を持ち、定期的に自分の考えを発信することで、特定のテーマでの第一人者として認知してもらうことができます。
実際、Webメディアで連載をスタートした専門家の中には、連載1回目と2回目の記事がどちらも媒体内のアクセスランキングに同時にランクインし、相乗効果でどちらの記事も数日間上位をキープしたという事例もあります。

また、連載は、ひとつのテーマを掘り下げていくことができるので、一記事では書ききれない、話しきれない内容も、しっかり伝えることができるというメリットもあります。

まとめ

上記では、出版による知名度UP、企画の持ち込みで掲載を獲得、Webメディアでの連載獲得をご紹介しましたが、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSや、コアなファン作りに適したLINE公式アカウントなど自ら発信するツールも駆使すると、パーソナルブランディングの効果がより高まります。

パーソナルブランディングについて、漠然としたイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、今回ご紹介した方々のメディア露出事例が、パーソナルブランディングへのより深い理解への参考になれば幸いです。

株式会社コミュニケーションデザイン PRコンサルタント

【ニックネーム】大納言あずき
【これまで担当した業界】 医師、士業、経営コンサル、金融
【趣味】K-POPアイドルの動画をみること
【プチ自慢】声がでかいので、どんなに騒がしい居酒屋でも店員さんを呼ぶことができます。