震災後の広報活動は「共感共鳴」が重要

こんにちは。
東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
震災から二ヶ月。被災者の悲痛な状況を伝える報道は少なくなり、
復旧・復興に向けた取り組みが報道されるようになってきました。
今後は、震災から3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、、、と毎月11日に
震災関連の大きな特集が組まれ復旧復興の様子が報道されます。
この震災関連の大きな特集をチャンスと捉えて、
積極的にアプローチする広報担当者は少ないと思います。
やり方によっては反感を買い批判される可能性もあるからです。
では、どのような視点に注意して、
広報活動を行えば世間から批判されず、
自社のブランディングに繋がるのだろうか。
後半では、サントリーグループのCMを例に挙げ、
震災後の広報活動のポイントを紹介したいと思います。


震災後、ブランディングに成功したと言える企業は、
サントリーグループが最も良い例ではないでしょうか。
まだまだ、CMを自粛していた企業多かった中で、
サントリーグループでは坂本九氏の“上を向いて歩こう”を
総勢71名の有名人が歌い継ぐメッセージ広告を放送しました。
広告なのに商品の宣伝は一切なし。ヘッドホンを付けた有名人が
“上を向いて歩こう”を歌う映像が流れているだけのCM。
http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d_s/880953901001.html
私はこのCMを見た時、視聴者として「感動した」と同時に、
批判されずにうまく企業ブランディングに繋げたなと思いました。
なぜなら、“上を向いて歩こう”という歌を使用したことで、
「明日に向かって前進しよう」という企業メッセージが
ストレートに伝わり日本国民の共感共鳴を得ていたからです。
実際、ツイッター上で「素晴らしい」「感動する」と称賛され、
CMの専門家の間でも「歴史に残る名作になる」と評価されていました。
この「共感共鳴を得る」という視点が、
震災後の広報活動には重要になってきます。
「共感共鳴を得られる」広報活動を行うことができれば、
震災に関連するテーマでも批判されることはなくなります。
むしろ、今まで以上に好意的に企業が認知されるでしょう。
以下、震災に関係する話題に絡めてメディア露出し、
企業ブランド向上に繋がった例を紹介します。
○株式会社モンテローザ
白木屋、魚民、笑笑などを展開するモンテローザグループでは、
今「食べて飲んで復興支援するぞ」キャンペーンを実施しています。
内容は東北地方の名物や地酒を新たに販売し、
対象商品1品につき10円を義援金として、
被災された地域の行政機関に寄付を行うというもの。
この取り組みをしたことでモンテローザは、
「ひるおび!」など複数のメディアで「企業、消費者、
被災者の三方にメリットがある活動」と報道されていました。
そして、その報道を見た視聴者がブログに、
「モンテローザのような試みをする企業が、
今後どんどん増えればよいなと思います。」と
活動に共感し好意的に記事を書いていました。
このように震災に関係するネタでも共感共鳴を得られる活動を考えることで、
効果的にメディアに取り上げられ企業ブランドの向上に繋げることができます。
ぜひ、日本国民の共感共鳴を得ながら企業のブランド向上を目指してみて下さい。

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