こんにちは
先日、ロンドンオリンピック陸上女子の
日本代表候補である福島千里選手が
鳥取県で開催された陸上競技大会にて、
参考記録ながら女子100mの日本記録を更新しました。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを見せていますが、
その実力はもちろんのこと、
プロとしての競技への取り組み方などを聞くと
単純に「自分はまだまだ甘いな」と反省しきりです。
その一方で、福島選手のメディア露出事例が、
企業・個人への広報支援を業務としている
私としては大変参考となっています。
何よりも参考となるのは、
競技の実績や練習方法、取り組み姿勢などの
陸上競技とは、ほぼ「無関係」とも言える
メディア露出事例です。
実はこの事例から、
商品・サービスのメディア露出の確度を
飛躍的に向上させられるヒントが隠されているのです。
・中国人記者もメロメロ 福島千里に「女優になる気は?」(スポーツニッポン)
・【五輪“美女”】福島千里(サンケイスポーツ)
・「おしゃれ」な新星 陸上リレー女子4人組(朝日新聞)
陸上競技とは、ほぼ無関係とも言える
メディア露出事例を一部挙げてみました。
このメディア露出事例を分析すると
“オシャレさ”や“可愛さ”を兼ね備えた
「今どきの女性」して、
福島選手が紹介されていることがわかります。
自らの体をいじめ抜くことが必要不可欠であろう
陸上競技に励んでいる女子に対して、
「オシャレに疎そう」、「なんか“強そう”」と
勝手に想像・認識をしてしまう人が多いかもしれません。
そんな想像・認識を覆した福島選手に
「世間が興味を抱くと思ったので、
メディアも取り上げているのでは」とは
某メディア関係者からのお話。
この事例からわかるのは、
世間一般的な認識とは、
180度異なる“ギャップ感”を創出できれば、
メディア露出の確度向上が期待できるということです。
その他、ギャップ感が
メディア露出実現に大きく寄与したと
推測される例を一部挙げてみました。
・一般に農業とは無縁だと認識されている「ギャル」が
農業支援を行う「ノギャルプロジェクト」
・危険が伴う海に潜って漁をする職業「海人」に
オシャレ大好き・今どき女子がデビュー
→TV各局を皮切りに、多数のメディアで紹介
いかがでしょうか。
ギャップによるメディア露出事例を
分かりやすく説明するため、
「女性」というテーマでお話いたしましたが、
他のテーマでもギャップを創出することにより、
メディアに多数露出している事例はあるはずです。
「世間一般的にはこう思われているが、実はこんな事実がある」。
そんな“ギャップ感”を前面に打ち出した、
広報活動に励んでみてはいかがでしょうか。
それでは、また来週。
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