広報・PR担当者は会社の顔として社外に情報を発信する役割を担っています。
その人の印象で、メディアや社外の方にとってのその会社のイメージが変わると言っても過言ではないでしょう。社内調整も、広報の大事なお仕事ですよね。
PRマンとしてさまざまな企業の広報部の方とお付き合いをしてきた弊社が
メディアの方や一緒に働く方々から愛される広報の5つの共通点をご紹介します。
1.どんな時でも動じない!柔軟性がある
取材や記者発表では、予期せぬ事態が起きたり、想定していなかった質問があるのはよくあることです。そんな時、愛され広報さんたちは、動じることなくさっとフォローに入り、その場を収めます。しかしそんな柔軟性が持てるのは、準備に余念がなく、事前に様々な事態を想定した対応を検討しているからこそ。また、企業の知識をしっかりと身につけておくことも、柔軟性を持つためには重要なポイントです。我々PRマンも、クライアントさまのことはクライアントさまよりも知っている!という気概を持って取り組んでおります。
2.物事を円滑に!折衝力がある
社外でも社内でも、広報部は板挟みになることが多いのではないでしょうか。部署と部署、メディアと社内・・・。それぞれの希望を最大限に叶えられるよう、お互いの主張のうまく伝えて調整をとるのも、広報の大事なお仕事。愛され広報さんたちは、社内外問わず、それぞれの考えを的確に理解し、わかりやすく相手に伝えるのがお上手です。広報部は、その他の部署があって初めて活きる部署。「○○さんの頼みなら仕方ないな」と社員から協力してもらえたり、「○○さんを通すと意図を組んでくれるから助かるよ」と記者から信頼されたり。そんな広報さんがいたら、まちがいない魅力的な会社として知られるでしょう。
3.どんな時でも即レス!スピード感のある対応力
メディアからの問い合わせは、時にものすごくタイトなスケジュールなことがあります。そんな時、確認に時間がかかったり、連絡が取れなかったりすると、その取材自体がなくなってしまうこともありますし、次は別の企業に頼もうと思うこともあるでしょう。我々が一緒にお仕事をさせていただいて、広報がうまくいっている企業の愛され広報さんは、みなさん一様に、対応が早いのです。その時不在であってもすぐに折り返しの電話やメールでの返事がくるなど、何かしらのアクションがすぐにあります。連絡をすれば、必ずすぐに対応してくれる。この安心感は広報さんにとって重要なスキルと言えます。
4.巻き込み力
3の対応の速さに繋がりますが、愛され広報さんは巻き込み力が高いです。社外に情報を発信するとき、色んな部署から情報を吸い上げなければいけませんよね。そんな時、色んな人をぐいぐい巻き込んで、必要な情報を素早く収集しています。メディア対応でもそうです。「こんな情報ありませんか」「こんなこと話せる人はいませんか」。そんな時、すぐに情報提供ができることはもちろん、適切な人に協力を仰ぐことができるのです。愛され広報さんは、お願い上手なのかもしれませんね。
5.どんな人からも愛される秘訣、それはやっぱり愛嬌!
そして一番のポイントは、やっぱり愛嬌!
どんな人が相手でも、さっと懐に入ることができるのは大きな魅力。取材が終わってからも1回きりで関係を断つことなく、記者さんから相談を受けるなどリレーションを築いている人は、広報としてもとっても心強いですよね。「なんとなく相談しやすい」「相談したら何かしら対応してくれる」と思ってもらえる存在になりたいですね。
他にもポイントはありますが、この5つは愛され広報さんの最大の共通点。社内外から愛される広報になって、会社の魅力をどんどん発信していきましょう!